院長の髙木です。早くも12月に入りましたね。
自由が丘駅前ロータリー。「Happy Winter Heart of Hope」今年のサンクスリバティは『一日も早く平穏な日常に戻るように』という願いが込められた飾りだそうです。
さて、クリスマスシーズンは恋愛映画を鑑賞するのがいいですね。今回はこれまた大好きな映画「プリティ・ウーマン」。ジュリア・ロバーツが出演する映画で間違いなくトップに入る名作です。ゲイリー・マーシャル監督の作品は大好きですね。
ブルーレイディスク化されたので購入しました。このジャケット写真。一旦撮影されたものの、ヒールを履いているロバーツの方がギアよりも高く写ってしまったために、ボディダブルを使用し再撮影を行ったうえで、頭部のみを二人の俳優にすり替えたそう。ロバーツがギアのネクタイを水平に引っ張っているのは、写真の継ぎ目を隠すための苦肉の策だったと言われています。面白いですね。
世界中の女性の心を鷲掴みにした現代版シンデレラストーリー。「マイ・フェア・レディ」が下敷きになっています。実業家のエドワード(リチャード・ギア)は、ビバリーヒルズで偶然にヴィヴィアン(ジュリア・ロバーツ)という娼婦に出会う。
「ウォール街の狼」として知られる仕事一筋のエドワードにとって、無邪気なヴィヴィアンとの出会いは新鮮で、彼女にとっても彼の住む世界は見たことのない眩しいものだった。二人は一週間だけのパートナーとして契約を結び、一緒に暮らし始める。娼婦からトップレディへと変貌するヴィヴィアンとの生活は、エドワードの心に変化をもたらした。やがて、お互いに惹かれあうことに気づくが、同時に二人の住む世界があまりにも違い過ぎることに戸惑いを感じ始めるのだった・・・
好きなシーンは沢山ありますが、中でもヴィヴィアンが真っ赤なドレスを着て25万ドルのネックレスをプレゼントされ、セスナに載ってオペラ座に行くシーンです。「オペラは最初が肝心だ」「好きか嫌いかだ」「好きなら一生オペラは友となる」「嫌いならオペラは君の魂にはならない」そして音楽が流れるシーンです。オペラに感動するヴィヴィアンがとても魅力的です。
1990年公開の古い映画ですが、若きロバーツの輝き、ロイ・オービンソンの「オー・プリティ・ウーマン」の主題歌も今聴いても色褪せることない、究極のシンデレラストーリーです。難しいことを考えず幸せなラブコメが観たい時にはピッタリの映画です。「それでは次回をお楽しみ下さい。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ・・・」