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義歯(入れ歯)


しっかり良く噛めて自信をもって人前で笑える様な入れ歯のご提案をさせていただいております。

合わない入れ歯で痛みのある箇所を避けて食事をしたり、硬いものや、弾力のあるものを食べることが難しかったり、見た目の悪さや入れ歯が外れる心配から、人前に出ることに不安になっていませんか?合わない入れ歯をご使用なさることは、消化不良や頭痛や肩こり、認知症など、実は全身の健康にも大きくかかわることが報告されています。当クリニックでは患者様にしっかりと噛める入れ歯治療を行っていただくために、様々な最新の治療方法も積極的に導入しています。
義歯(入れ歯)

1.シリコーン義歯(ソフトデンチャー)

「痛い・噛めない・外れる」を解消する入れ歯
硬い入れ歯の裏面を生体用シリコーンというやわらかいクッションで覆う、全く新しい入れ歯の技術です。生体用シリコーンの弾性が、入れ歯でグッと噛んだときの歯ぐきにかかる負担をやわらげ、驚くほどの吸着力を発揮します。「痛い・噛めない・外れやすい」といった、従来の入れ歯の悩みを解消するとともに、歯ぐきをやさしく守ります。※総入れ歯・部分入れ歯に対応

特 徴

痛みをやわらげます。
入れ歯の歯ぐきにあたる面を生体用シリコーンというクッション材で覆うため、
歯ぐきにかかる圧力を軽減し、噛んだときの痛みをやわらげます。

外れにくいです。
シリコーンの適度な弾力が吸盤のような密閉性を生み出し、
噛むときに発生するアゴの横の動きにも抜群の吸着性を実現します。

歯ぐきをまもります。
やわらかいシリコーンは歯ぐきの座布団。硬い入れ歯と歯ぐきの間でクッションの役割を果たし、
デリケートな歯ぐきをやさしく保護します。
硬い入れ歯による歯ぐきのトラブル(歯ぐきの血流障害など)を緩和します。

噛む力が通常の入れ歯の2倍に!
咬合力テスト生体用シリコーンの柔軟性が痛みを緩和し、以前よりしっかりと噛めるようになります。
食べ物をすり潰せるような強い力が実現するので、硬いものはもちろん、イカやステーキといった弾力性のあるものも、しっかり噛めます! ※噛む力・効果には個人差があります。
数年に1度は材質の耐久性上、裏打ち(リベース)をする必要があります。

2.審美義歯(ノンクラスプデンチャー)

金属のバネがない「審美性の良い」入れ歯
従来の部分入れ歯には、残った歯に引っ掛けて入れ歯を固定する、 金属性のバネ(クラスプ)が付いています。しかし、この入れ歯(ノンクラスプデンチャー)は、バネ等を使用しない、見た目に優れた義歯です。歯ぐきの色と似ている半透明のプラスチック素材で、軽く弾力性があり、割れにくい強い素材で出来ています。金属のバネが無いので、入れ歯だとわかりにくく、大きな口を開けても、口元を気にする必要がなくなります。※部分入れ歯に対応

特 徴

入れ歯を使用していることが他人から見てもわかりにくいです。
部分入れ歯にある金属の留め金が無い為、大きな口を開けた際も、より自然で美しい口元になります。

薄くて、軽いので装着感が良好です。
入れ歯そのものが薄く、軽い為、装着感も良く違和感も少なくすることができます。

残っている歯を痛めることが少ないです。
部分入れ歯にある金属の留め金が無い為、残っている歯に負担をかけずにしっかりと入れ歯を固定できます。
それにより歯の健康を維持することが可能です。

噛む力が通常の入れ歯の2倍に!
固定する部分と床が一体型の為、適合が良く、入れ歯が安定してよく噛むことができます。
また、金属アレルギー等の心配もありません。


※ノンクラスプデンチャーはいくつかの種類がありますのでご相談下さい。

3.金属床義歯

装着時の違和感が少なく温度を感じやすい入れ歯
保険適応の通常のプラスチック樹脂の入れ歯に対して、入れ歯の主要部分を金属で製作するため、厚みがほとんどありません。
また、たわまず、非常に丈夫で壊れにくい入れ歯をつくることが可能です。金属である特性上、食べ物の温度を口に伝えやすいので、食事の感覚が良くなったり、冷たいビールが美味しいなど、一層美味しく食事を楽しむことができます。
金属はコバルトクローム合金、金合金などが使われてきましたが、現在では、チタンもよく使われています。部分入れ歯の場合は、残っている健康な歯にあまり負担をかけないような設計が可能です。さらに、入れ歯を固定するためのバネを目立たないように仕上げることもできます。※総入れ歯・部分入れ歯に対応

特 徴

入れ歯を薄くできるので、装着時の違和感が少ない入れ歯がつくれます。
金属ならではの薄い仕上がりで違和感を少なくし、装着時の違和感を少なくすることが可能です。

熱の伝わりが良く、温・冷の感覚が自然に近いです。
食べ物の温度を口に伝えやすいので、食事の感覚が良くなり、一層美味しく食事を楽しむことができます。

丈夫で耐久性が良く、清潔です。
通常のプラスチック義歯に比べて、丈夫で強度の高い入れ歯に仕上がります。また、吸水性のない材質(汚れが付着しにくい)で衛生的です。

丈夫でたわまず、良く噛める入れ歯の設計が可能
使用する金属の種類も1種類ではなく、ご要望や体質などによって、患者様に合った金属を使用します。
その為、熱伝導性に優れているものや、生体への親和性が高くアレルギーの恐れが少ないもの、歯ぐきに優しく金属の味のしないものなど様々な金属での設計が可能です。

4.磁石義歯(マグネットデンチャー)

口腔内に残っている歯の根に、金属をいれ、義歯の中に入った磁石と吸着させ、
義歯が外れないようにするのが磁石義歯です。


利点と特徴

歯が長持ちします。義歯を維持する装置としてのバネの代わりにこの装置を使えば、歯に負担は少なく、白い歯で金属が見えません。状態の良い根なら積極的に使用できます。従来、片側の奥歯が2-4本ない時に、義歯は反対側までのばさなければならなかったのですが、磁石義歯は片側だけの小さな義歯で処理することができるようになりました。つまり、従来の小さな義歯で、金属が見えず取りはずしができて、清潔にしやすいブリッジのような義歯もできるようになったのです。従来のバネの義歯でバネのかかった歯が駄目になった場合、根だけを残してこの義歯を利用し、バネの部分に磁石を入れると、バネがなくなり、審美的に良く、動揺のあった歯も動かなくなり、歯にかかる力の入れ具合も生理的でとても噛み心地がよい義歯ができます。

5.インプラント義歯(インプラントオーバーデンチャー/オールオン4・オールオン6)

インプラント義歯とは?

インプラント義歯とは、アゴの骨にインプラントを埋入し、その埋入したインプラントを土台にして入れ歯を装着するという治療法です。
現在考えられる治療法の中では最も入れ歯をしっかりと固定することができ、咀嚼能率(ものを噛む能力)の回復が最も良く、義歯ががたつくことにより発生する痛みなども大きく軽減させることができるなど、多くのメリットがあります。
ただし、手術が必要になるということと、治療後のメンテナンスをしっかりと行える人でないと向かないということ、治療費がやや高額になります。

インプラント義歯のメリット・デメリット

メリット

あらゆる入れ歯の中で、最も入れ歯をしっかりと固定することができる。
入れ歯ががたつくことにより発生する痛みも大きく軽減させることができる。
あらゆる入れ歯の中で、咀嚼能率(ものを噛む能力)が最も高い。
アゴの骨に直接噛む力が加わるため、アゴの骨が徐々に溶けてしまうのをある程度防ぐことができる。
違和感が少なく、最も自分の歯に近い感覚に回復することができる。
入れ歯が落ちたり外れたりすることがほとんどない。

デメリット

手術が必要。(通常は簡単な麻酔のみで、治療時間は1~2時間前後)
治療期間が長い。
(インプラントのネジが骨としっかり接合するまで、2~6ヶ月程度待つ必要があります。
※初期の固定が良好であれば即日噛めるようになる場合もあります。)
アゴの骨やメンテナンスの状態等によっては、インプラント義歯が向かない場合がある。
値段がやや高額になります。

インプラント義歯の治療期間

約2ヶ月~1年。
(インプラントが骨としっかりと接合するまで、2~6ヶ月程度かかります)

※骨を造る治療が必要になった場合には、さらに治療期間が長くなります。
※初期の固定が良好であれば即日噛めるようになる場合もあります。

当クリニックでの詳しい入れ歯製作工程

1.1回目の型どり

お口の中の大まかな型どりをします。
必要に応じて入れ歯製作前の処置(虫歯や歯周病の治療、抜歯等)を行います。
お口の状態により、先に治療用の入れ歯を作る場合もあります。

2.診断用模型の製作・精密な型どり用のトレー製作

型をもとに模型を作成し、口腔内の診査・診断・治療計画の立案に使います。
さらに精密な型をとるため、患者さまのお口に合わせた専用の型どり用のトレーを作ります。

3.精密な型どり

患者さま専用のトレー(個人トレー)を使ってお口の中の精密な型をとります。口腔内の形だけでなく、筋肉の動きを採っていきます。2回に分けて型どりを行う場合もあります。

4.模型の製作・咬合床の製作

精密な型をもとに、入れ歯作りの土台となる模型を作成します。
模型をもとに、噛み合わせの高さを採るための装置を作成します。このときはまだ歯は並んでいません。

5.噛み合わせの高さを記録します

「咬合床」を使って、噛み合わせの高さを測ります。
また、患者さまとお話ししながら、入れ歯に使う歯の色や大きさ、形を選びます。

6.人工歯の排列

測った高さに合わせて人工歯を並べていきます。
見た目、噛み合せを考慮して並べます。このとき入れ歯の素材はロウで作ります。

7.義歯の試適

人工歯を並べた入れ歯を口に入れてみます。噛み合せの位置、見た目はどうか、患者さまと一緒に確認していきます。
その場で医師または歯科技工士が修正を加えたり、大幅な修正が必要な場合は再度来院いただいて試適します。

8.義歯の完成

試適した入れ歯の素材を最終的な素材に置き換えます。

9.義歯の装着

完成した入れ歯をお口に入れてしっかり合っているか確認します。必要により調整します。
精密な型をもとに製作した入れ歯でも、調整は必要です。
何度か調整してお口に合った入れ歯ができあがります。

以後、完成した入れ歯が長持ちするように定期的なメンテナンスを行います。
完成時の装着の際に痛み等がなくてもお食事により痛む場所がでることもありますので
1度で終わりということはなく何回かチェックを行います。



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