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TOPNEW INFO 最新のお知らせ > ナイトガードの必要性

2012.07.02 : ナイトガードの必要性

最近歯ぎしりなさっている方がとても多いと感じます。
精神的(情動)なストレスは顎口腔系へ影響します。
筋肉の運動や反射は大脳皮質の運動中枢・錐体外系・運動抑制中枢に支配されています。
(大脳皮質)知性・理性を働かせ高度な精神活動を行い、情動的な刺激は大脳辺縁系を介して視床下部へ伝わります
(視床下部)自律神経の中枢であり情動などの影響を受けて統合して支配している交感神経・副交感神経の作動する
       恐れ、怒り、緊張、持続的な不安などの精神的ストレスは交感神経を興奮させます。
(交感神経の興奮)筋肉の緊張(他に瞳孔の拡大、心拍数の上昇、末梢血管の縮小、血圧の上昇)の反応を示します。

ブラキシズム(歯ぎしり)の破壊的な力に関しては覚醒している時の最大の噛みしめ力を12kg/c㎡としますと、ブラキシズムを生じているときは74kg/c㎡と報告されています。
ブラキシズムの種類には グラインディング(ストレスに関するタイプ)とクレンチング(純粋な睡眠障害のタイプ)があります。
そして顎口腔系に生じたメカニカルストレスの影響を受ける組織には
 ・顎関節
 ・筋肉
 ・歯および修復物
   歯の動揺、移動、打診痛、咬合痛、(上行性歯髄炎・歯髄充血)、咬耗、アブフラクション、歯根吸収、歯冠や歯根破折
 ・歯周組織
   骨縁下ポケットや歯周膿瘍形成、歯周病の増加、歯根膜の拡大、歯槽骨の垂直水平吸収、根分岐部病変、歯槽骨の緻密化、
   セメント質の肥厚
等々様々な影響が出ます。精神的なストレスを解放させるためのストレスマネージメントとして起こりますが、大切な歯が悪くなってしまっては困ります。ですのでこれらを抑制、防止するためにナイトガードの必要性が出てくるのです。
                                            院長 髙木謙一



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