こんにちは。2月も終盤に突入しました。月日が経つのは本当にあっという間ですね。
つい最近、お正月を迎えたばかりの気がしますが(・o・;)
さて、話は変わりまして・・
冷たいもの(熱いもの)を飲食されたときや、歯ブラシをするとき、風にあたったときに歯が「キーン」 「ズキン」と
しみる、痛むようなご経験をされたことはありますか?
「しみる、痛む」と言っても様々な原因がありますが、その原因の一つとして「知覚過敏」が考えられます。
最近はCMでもよく「知覚過敏用歯磨き」というコトバを耳にします。
今日は“なぜ知覚過敏になるのか” “改善するにはどうしたらよいのか” についてお話します。
歯の上部はこのように、エナメル質→象牙質→歯髄と層の構造になっています。
初期の虫歯によるエナメル質の脱灰や、歯周病による歯肉の退縮により、象牙質が露出してしまったり
研磨剤を多く含む市販の歯磨き剤でエナメル質を削りすぎてしまい、薄くなってしまうことによって、
象牙質にある「象牙細管(歯の神経につながっている管)」が冷たいものや歯ブラシの刺激を受けやすくなります。
象牙細管から歯の神経が刺激を受け、脳に伝わることで、「しみる!痛い!」という症状が起こります。
特にエナメル質がもともと薄く、歯周病になりやすい歯根部分に起こりやすくなります。
では、改善するにはどうしたらいいのか・・
歯科にて象牙質をカバーするお薬を塗布したり、コーティング剤をつける処置をお受けになるのも一つの手段ですが
日ごろ行っている「歯磨き」で改善することもできます!それは、知覚過敏用の歯磨き剤を使うことがポイントです!!
知覚過敏を防ぐ歯磨き剤には、「硝酸カリウム」「乳酸アルミニウム」「フッ素」が含まれています。
「硝酸カリウム」が露出した象牙質をカバー、刺激の伝達を抑制し、「乳酸アルミニウム」が象牙細管を封鎖、
「フッ素」がエナメル質・歯質を象牙質の再石灰化を促進します。
さらにできるだけ「研磨剤」を含まない歯磨き剤をお使いいただくことで、エナメル質を守ります。
先日、ブログで簡単に歯磨き剤の紹介をさせていただきましたが、その中の一つ・・・
「システマセンシティブ」
当院ではこちらの知覚過敏用歯磨き剤を取り扱っております。
もちろん「硝酸カリウム」「乳酸アルミニウム」「フッ素」を含んでおり、低発泡タイプです。
歯周病や初期虫歯が原因で知覚過敏になってしまっている方はまずは治療から行います。
「しみる」「痛む」にも原因は様々で、歯周病なのか?虫歯なのか?知覚過敏なのか?噛み合わせの問題なのか?
ご自身ではなかなか判断をしにくいところではないでしょうか。
気になるところがある方は、歯科でチェックを受け、原因をきちんとお調べすることをおすすめいたします。
余談ですが・・。
先週末仕事の後に先生方と訪れた自由が丘のお隣「緑が丘」にある有名なちゃんこ鍋のお店「ちゃんこ 芝松」さんをご紹介します。
創業は昭和32年の老舗店で、この日も満席でした。
どのお料理もほんとにほんとーーーにおいしくて、至福の時でした。
先生方が特にオススメの名物、カニクリームコロッケは絶品です。一瞬でとりこになってしまいました( ̄3 ̄)
もちろん!ちゃんこ鍋も絶品でした!!!
味噌ちゃんこです。
たくさん食べて、たくさん笑って、元気もりもりになりました!!
清水美咲