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TOPNEW INFO 最新のお知らせ > インプラント・審美修復における診断用ワックスアップ

2013.07.26 : インプラント・審美修復における診断用ワックスアップ

「前歯にキレイなインプラントを入れたい」、「古い被せ物からきれいな歯に取り換えたい」、「歯並びがずれているので治したい」等々・・・
患者様は高い審美性を求められるものです。
「だけど治療したらどんな感じになるんだろう・・?」
最終ゴールが予想できない状態で治療を進めていくことは大変危険なことです。
このような切実なご要望にお応えするために、必要な診察や検査を行ったり、術前にできる限りの情報収集をするのは当然ですが、患者様の希望される補綴治療がどのようなものであるのかを「具体的にみきわめること」が大切となります。
インプラント補綴や審美修復治療にあたっては治療計画を立てる前に、上下顎の模型を咬合器に装着し、
・歯列の状態
・欠損部顎堤の状態
・咬合関係
・咬耗
・咬合誘導様式
・歯の挺出の有無
・欠損部顎堤と対合歯とのクリアランス
などを確認し、事前に分析しておくことは治療により得られる患者様の利益や恩恵と、それに対するリスクを考慮し検討するうえで大変重要となります。
とくにインプラント治療においては欠損部位のみならず、残存歯も含めた補綴治療に対する総合的な患者様のご希望を十分に考慮したうえで、治療の最終目標となる上部構造物を想定して、模型上に診断用ワックスアップ
を行います。
この作業は顎骨のレントゲンやCT画像検査とともにインプラント体の埋入方向やサイズを決定するための生体力学的検討を行ううえでも非常に重要となります。

「上顎インプラントの前の診断用ワックスアップ」
多数歯欠損では、噛み合わせを記録して模型を咬合器に装着します。
そののちに、最終的な上部構造を想定したワックスアップを行います。
万が一重度な骨喪失により歯が大きくなると予想されたり、隣在歯とのバランスが悪い場合は軟組織や硬組織の造成処置などを検討します。

「歯並びを被せ物で回復する前の診断用ワックスアップ」

「1歯欠損のケースでも慎重にバランスを確認するためには行います」

当院のインプラント、審美修復ではルーティンワークです。
事前の細かな審査により多くのエラーを回避でき、より審美的で調和のとれた治療が可能となるのです。
                                                   院長 髙木謙一



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