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TOPNEW INFO 最新のお知らせ > 服薬チェック~糖尿病薬~

2016.09.09 : 服薬チェック~糖尿病薬~

糖尿病を患われている方は、インスリンの分泌を促したり、インスリンの効きをよくすることで血糖値を下げる薬で、多種
多様な内服薬が使用されています。
歯科で行われる外科手術への影響としては、
➀脱水の危険がある
糖尿病患者さんは、手術ストレスで血糖値が上昇し、血糖値が高くなると尿量が増え、脱水になります。
➁血圧が下がりやすい
糖尿病の合併症の自律神経障害のある患者さんは、手術中に血圧が下がりやすくもなります。
➂周術期の管理に注意が必要
血糖値のコントロールが悪いと、傷が治りにくく、感染もしやすくなります。
また、日頃より糖尿病主治医と連携し、血糖値のコントロールが不良(HbA1c>7.0)の場合は手術の延期も考慮します。
手術当日は糖尿病薬服用の有無、食事摂取の有無を確認する。食事をせずに糖尿病薬を服用すると、低血糖発作を起こし
緊急処置が必要となることがあります。
通常の歯科治療では、治療前に食事を止めないため糖尿病薬を休薬する必要はありませんが、治療後食事摂取ができない
場合は低血糖発作を起こす可能性もあるため、服薬について事前に主治医と相談が必要になります。
ビグアナイド薬を服用している場合は特別に注意が必要です。脱水等により乳酸アシドーシスを生じる可能性があり、手術
前後2日間ずつの休薬が推奨されています。乳酸アシドーシスとは脱水や重症感染症、手術、外傷などの侵襲が原因で血液中に
乳酸がたまり、血液が著しく酸性に傾いた状態で、悪心、嘔吐、下痢、腹痛などの消化器症状や、筋肉痛、筋肉の痙攣、脱力感
、腰痛、胸痛などの初期症状があらわれ、進行すると昏睡に陥ることもまり死亡率50%で予後は不良です。ただし抜歯等の歯科
手術は侵襲が大きくないため、通常ビグアナイド系糖尿病薬は中止にはしません。



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