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TOPNEW INFO 最新のお知らせ > 子どもにお菓子を与える時期は?

2018.07.12 : 子どもにお菓子を与える時期は?

院長の髙木です。
来月は地区歯科医師会の「3歳児歯科検診」担当医になっています。
3歳児歯科検診ではう蝕の有無や歯並び、噛み合わせなどのチェックのほかに、「指しゃぶりがなくなったか」や「おやつをどれ
くらい与えているか」なども親御さんから聞き出します。
子どもに与えるおやつの本来の目的は、栄養とエネルギーの補給です。
幼児は消化機能が未熟で、1回の食事で食べられる量が少なく、1日3回の食事だけでは必要な栄養やエネルギー量を満たすことが
難しいためです。とくに3歳を過ぎると1日の必須エネルギー量が大人のおよそ3分の2にもなるので、第4の食事としておやつが
欠かせません。
また、味覚は離乳食が始まる5か月頃から10歳頃までの食経験により育まれていき、この時期に与えられた食べ物によって味覚の
好みができます。とくに離乳食スタートから3歳頃までは重要な時期と言われています。甘いお菓子ばかりを与えていると、甘味
への欲求がエスカレートしやすくなり、野菜などの素材本来の味を「おいしい」と思えなくなって、好き嫌いが多い子になって
しまいます。この時期は食生活の基盤をつくる大切な時期でもあります。親がコントロールできる間に正しい食習慣を身につける
ことが、子どもの将来の健康にもつながることも伝えてあげるとよいのではないでしょうか。
市販のお菓子は①甘みが強く、う蝕や味覚形成への影響の他、エネルギーの過剰摂取や血糖値の急激な上昇を招く、②塩分が強く、
味覚形成の影響だけでなく将来の高血圧につながる、③油分が多く肥満の原因となる、④体に悪影響を及ぼし発がん性の問題なども
ある着色料や保存料も含まれる、トランス脂肪酸(ショートニング、マーガリン)なども使用されているといった傾向があるため、
おやつは手作りが理想ですね。
よって子どもにお菓子を与えていいのは、できるだけ遅い方ががよいですが、う蝕予防やおやつの目的、味覚の形成などの点も
考えると、3歳以降が望ましいでしょう。



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