院長の髙木です。9/1・9/2と毎年恒例の「熊野神社例大祭」が行われました。
「例大祭」ってなに?っていう方もいると思いますが、1年に1回または2回、その神社で定められた日に行われる
最も重要な祭祀の事です。例大祭が行われる日は、その神社の祭神あるいは神社に特別の由緒がある日である事
が多く、人物神を祀る神社では主にその人物の誕生日や命日となります。京都の初秋の風物詩といわれる豊臣秀吉
の豊国神社例祭は秀吉の命日である9月18日に行われ、献茶祭は19日に行われるのは有名ですね。また、特別な
由緒のある日を持たない神社では春祭り、秋祭りを例大祭とする場合が多いとされています。靖国神社などは毎年
年2回春と秋に行われていますね。
なお、例大祭とは俗称で、正式には大祭式例祭(たいさいしきれいさい)です。例会的に定期的に開催される神社
のお祭りなので「例祭」。そして神社の祭りの規模を示す単位の「大祭(おおおまつり)」であるため「例大祭」
であり、「大祭式例祭」となります。
熊野神社は世界遺産に登録されている熊野本宮大社を起源にもつ自由が丘のパワースポットです。
熊野神社例大祭は800年以上の歴史を誇り、五穀豊穣を願う恒例のお祭りで年に1度秋に行われます。神楽殿で
の「奉納目黒ばやし」のあと、子供神興や女性が担ぐ女神神興、外国人が担ぐ国際親善神興など色とりどりの御輿
が街中を練り歩きます。夕方から夜になると自由が丘の街自体が混みあうほど賑わいをみせます。
毎年当院も積極的に参画していますよ!