院長の髙木です。7月28日~31日の間3泊4日で香港・マカオに旅行してきました。
飛行時間は4~5時間。時差は1時間。
1日目 香港到着
今回滞在したのは「マルコポーロ香港ホテル」。
ホテルはカントンロード沿いに位置しており、とても賑やか。日本でいう銀座みたいな場所。
ビクトリアハーバーにほど近く、香港最大のショッピングモール「ハーバーシティ」に直結しており、スターフェリーやマカオへ向かうフェリーターミナルにも近くロケーションが最高なホテルでした。
初日の夕食はインターコンチネンタルグランドスタンフォード香港内の「海景軒(ホイキンヒン)」で。
老舗のレストランバイブル「香港ベストレストラン」でも毎年取り上げられる広東料理の名店です。
「海鮮とかぼちゃのスープ」
「蟹の甲羅の詰め物揚げ」中は蟹肉びっしり。
「牛バラ肉詰め梨の煮物」
「豆腐の3種類風味 福袋添え」
「鮑の角切りとたこと鶏肉の鮑ソースチャーハン」
「マンゴープリン」
「揚げミルクロール・山査子ロール」
ごちそうさまでした!
食後は早くも今回の旅行の最大の目玉「世界3大夜景」の一つとして知られるビクトリア・ピークを訪れました。
香港といえば、この100万ドルの夜景!
天空に突き刺すようにそびえる香港島の摩天楼と対岸の九龍島、さらには新界の山並みまで見下ろせる「ビクトリア・ピーク」。
帰りはスターフェリーに乗り、さらに夜景を満喫しました。
ホテルからの眺めも最高。
2日目 香港観光
ホテル内には朝食が食べられるお店が2か所ありましたが、この日は小さい方で。朝からがっつり小龍包を食べてから出発。
セントラルからションワン(上環)へと続く、その名も「荷李活道(ハリウッドロード)」の上環側の最終地点に位置しているハリウッド公園。
この公園があった場所は1841年にイギリスが上陸して香港の領有を宣言した場所。
ハリウッドロード
ハリウッドロードをそのままションワン(上環)方面に進むと、左側に文武廟というお寺があります。その横道のスクエアストリートを50mくらい進んだところにあるアートギャラリー「加華藝廊」の壁に、香港の永遠のヒーロー、ブルース・リーを描いた作品があります。
文武廟(モンマンミュウ)
1840年代に建立された香港最古の道教寺院で学問の神とされる文晶亭と、三国志の英雄で武の神と崇められる関羽(関帝)が祭られています。
続いてセントジョンズ教会へ。香港で2番目に古い建築物として有名です。ステンドグラスがきれいでした。
車から撮影した「ジャッキーチェン」の家。「ポリスストーリー」に「スパルタンX」懐かしい。
レパレスベイに到着。1955年に公開されたベルギー人と中国人の血を引くハン・スーインの自伝をもとに映画化されたアメリカ映画
「慕情」でこの場所が使われています。実際はペニンシュラが持っていたホテルを病院として撮影されたよう。サミ-・フェイン作曲による主題歌は映画音楽史上の名作といわれていますね。
風水の思想が人々の生活に密着している香港の中でもとくに風水的に素晴らしい地域とされ、財界人や各界の有名人にも人気のスポットなんだとか。
派手な建築物の集合体、ティンハウミウ。「千歳門」と呼ばれる入口。「千歳」は中国語で「長寿」という意味。
財布やお札などでなでると一生お金に困らないとか・・・
ハンパじゃないパワースポットw
続いては香港島の南端にある高級リゾート赤柱(スタンレー)へ。
スタンレーマーケットにも立ち寄りました。
その後昼食のため移動。
ビクトリア・ハーバーに戻ってきました。
飲茶で有名な「シンフォニーバイジェード(翠韻軒)」へ。
景色を眺めながらゆっくり飲茶を楽しみました。
毎回お茶が出されますが、鉄観音、プーアル茶は年中。ジャスミン茶は体を冷やすので夏だけにした方がよいのだそう。
every day点心。毎回デザートにマンゴープリンが出ますが、どこも量が倍でした。
この後は九龍塞城公園へ。
1993年から1994年にかけて取り壊し工事が行われ、現在公園になっておりますが、もとは九龍城砦とも呼ばれる香港に存在していたスラム街です。違法建築を繰り返し、まさに要塞のような見た目で東洋一の魔窟でありスラム街だったそうです。
日本でいうと軍艦島のような感じでしょうか。
中国で免許を持った医師ばかりだったそうですが、歯科医が多く存在していたということに驚き。
南門懐古として、1843年に清政府によって九龍塞城が建設された当時の門の跡が残されています。
香港観光を楽しんだ後はロイヤルプラザホテル内の帝京軒(ダイキンヒン)で夕食を。
「野菜のルラード レンブとグァバ、プラムソース・麩の蒸し煮 筍とキクラゲ添え・黒豚フィレ肉のバーベキュー 蜂蜜ソース・クラゲの塩漬け」
「ヤマドリダケと百合根、セロリ、蓮根のソテー」
「き茄子のホタテ貝、ベーコンと玉ねぎ詰めのグリーンペッパーとココナッツソース和え」
「小龍包」
「白ご飯、衣笠茸、シーフード盛り合わせのフカヒレスープ」
「つぶしピーナッツ入りモチモチ餃子&タピオカとザボン入り冷やしマンゴークリーム」
ごちそうさまでした。食べてばっかり^_^;
この後はオープントップバスに乗って香港の夜景を楽しみながら、九龍随一の繁華街ネイザンロードへ。
まるでお笑い芸人のようなガイドさん。結構なスピードで走る中、風に飛ばされそうになりながらのマイクパフォーマンス。かなりウケました。
右下はザ・ペニンシュラ・ホンコン。
ネイザンロードは香港らしさが味わえる場所です。
女人街(ノイヤンガイ)を散策。日本でいうアメ横みたいな感じ。堂々とブランド品の偽物が売られているんですね(^_^;)
3日目 マカオ世界遺産1日観光
朝食の後、7:00頃ホテルを出て、マカオの世界遺産を観光するためフェリーで移動。約1時間10分。
マカオはとても暑いです。全身、汗だくになります。
マカオはヨーロッパ(ポルトガル)と中国、ラスベガスを一度に楽しむことができるファンタスティクワンダーランド。
カジノが盛んな街で知られていますね。ほとんどのホテルにカジノが併設されています。
聖ポール天主堂跡
1602年に建てられたイエズス会の教会で世界遺産です。
火災により残存するのは正面の建築と階段のみですが、見事な彫刻です。
正面だけの教会は珍しいので敢えて直さないんだそう。
後ろに見えるのはマカオのシンボルともいえる「グランド・リスボア」。2008年にオープンのマカオを代表するホテルです。マカオのカジノの発展を象徴するランドマークとなっています。かつて国内の一社独占だったカジノ経営権を2001年に外資企業にも解放すると、アメリカやオーストラリアなどの企業が続々と参入。以降その規模を拡大し続けているマカオのカジノは、カジノ産業全体の売上げ約5兆4100億円という、なんとラスベガスの約7倍の売上げを誇る「世界一のカジノ」へと急成長を遂げたんですね。
マカオでは消費税は0%、年に1度一人約12万円のボーナスが支給されるんだそう。カジノ観光客を呼ぶため、街並みにも相当お金を使っているそう。とんでもない国ですね!
賑わいをみせる街並み
カテドラル広場
聖ドミニコ教会
セナド広場
マカオタワーへ。高さ338mの展望タワーにショッピングモールや飲食店・映画館などが併設される総合エンターテイメント施設。
展望エリアの上階に設置される展外展望台には「世界最高」のバンジージャンプが。
南シナ海や珠江、中国本土を360°見渡せる展望エリア。
(-_-;)
若いって凄い・・・
「お嬢さん、危ないからお止めなさい!」
(>_<)
地上223m地点から時速200㎞での急降下。地上30mでリバウンドするそう。見ているだけで健康に悪いw
マカオタワーを眺めながら昼食にマカオ料理を食べるために移動します。
マカオビール。実はこのマカオビールは日本とのゆかりがあるんですね。カジノ経営権の対外開放が実現し、マカオが国際的リゾート都市への飛躍を遂げるきっかけとなった2002年、日本のキリンビールが中国子会社を通じてマカオビールブランドを買収しました。しばらくの間はマカオの工場で生産が続けられたそうですが、設備の老朽化やスペースが手狭になったことなどから、生産拠点をマカオに隣接する広東省珠海市に新たに完成したキリンビールの最新鋭の工場に移管。キリンビールの持つ技術とノウハウを活用してクオリティアップと生産量の拡大を実現したんですね。香りが良くフルーティーなビールです。
イワシの塩焼き。日本では安価な魚ですがマカオでは高価なんだそうです。
スペアリブ
ポルトガルビール
ポルトガル文化は料理にも大きな影響を残し、マカオではポルトガル発祥のグルメも数多く引き継がれているんだそうです。ポルトガル、中華、アジアなどの文化が混ざり合って生み出された「マカオ料理」。スパイスの効いた肉料理やココナッツミルクをふんだんに使ったデザートなど、マカオ独特の食文化が息衝いているんですね。
マカオの名物といえば「エッグタルト」。マカオ最南端のコロアン島にあるエッグタルト発祥のお店「ロード・ストーズベーカリー」。
葡式蛋撻(ポルトガル式エッグタルト)はもとはポルトガルの焼き菓子で、200年以上前にリスボンのジェロニモス修道院の修道女たちが考案したものといわれています。マカオタイプはバターを使用し、表面に焦げ目を付けてパイ生地を使用するのに対し、香港タイプはラードを使用し、表面に焦げ目がなくてタルト生地を使用します。
好みでシナモンを掛けるのだそう。一般的なエッグタルトよりふんだんに卵を使用しているため濃厚です。
香港に戻ると台風が接近している様子。
ですのでこの日の夕食はホテル内のキュジーヌで。
ビクトリア・ハーバーが目の前
ジャズを聴きながら観るビクトリア・ハーバー
毎日20時から13分間に渡り、九龍半島と香港島の間の湾ヴィクトリアハーバーで華やかに開催される光のショー「シンフォニー・オブ・ライツ(幻彩詠香江)」。風水ビルとして名高い中国銀行など九龍・香港の両岸に並び立つ44のビル群がイルミネーションを輝かせます。
4日目 最終日
この日の朝食は1Fにある大きなレストランでビュッフェを。
エッグタルトもあり種類が豊富。
チェックアウトしてショッピングモール「ハーバーシティ」をブラブラしてから空港へ。
大雨でした・・・帰りの日で良かった(^_^;)
きらびやかなネオンや夜景、林立する高層ビル、おいしい広東料理にマカオ料理、世界遺産にショッピング・・良い旅行でした!また夜景を見に訪れたいですね。