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2021.03.06 : 私の好きな映画⑮

院長の髙木です。東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県では3月21日まで緊急事態宣言が2週間延長になりましたね。暫くはステイホームを充実させるしかないですね。

引き続きD・ハンナの映画をご紹介していきます。

今回は1987年公開で大ヒットしたアメリカ映画「ウォール街(Wall Street)」。
ニューヨーク・ウォール街を舞台に一獲千金を狙う男たちの世界を描いた作品。製作はエドワード・R・プレスマン、監督は「プラトーン」のオリヴァー・ストーン、出演はチャーリー・シーン、マイケル・ダグラス、マーティー・シーン、ダリル・ハンナ他。
若き証券セールスマン、バド・フォックス(チャーリー・シーン)は、貧乏人から巨万の富を築いた成功者ゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)をいつか追い抜こうという野望に燃えていた。ゲッコーと5分間の面会時間をとるのに数カ月もかかった。バドはブルースター航空に技師として働く労働者階級の父(マーティン・シーン)から会社の経営状況に関する情報を入手し、それをゲッコーに流した。彼はバドをすっかり気に入り、バドの証券会社を通して取り引きするようになった。バドはゲッコーのやり口を徹底的に研究し、実績をあげていき期待に応えた。バドが流したインサイダー情報を利用した取引は違法行為だが、莫大な報酬を手に入れたバドは成功の甘い香りに酔っていた。ゲッコーの家で行なわれたパーティーで、バドはインテリア・デザイナーのダリアン(ダリル・ハンナ)と知り合い恋におちた。実はゲッコーが彼女のパトロンだったが、彼は2人を結びつけ同棲させた。

バドは豪華なマンションに2人の愛の巣を築いた。ゲッコーはブルースター航空を乗っ取るべく組合員を懐柔しようとしたが、バドの父は拒否、父子で激しく喧嘩した。

ゲッコーの狙いは、バドをかいらい社長として送り込み、会社を解体し、合併会社に買いとらせようというもので、会社を再建するつもりなど毛頭なかった。バドはやっと自分がゲッコーに利用されていることに気がついた時、父が心臓発作で倒れた。労働の喜びとともに誠実に生きた父を見たバドは、自分のあさましさに気づき、ブルースター航空会社を組合つきでゲッコーのライヴァル、ワイルドマン(テレンス・スタンプ)に買い取ってもらう交渉をした。

バドの裏切りを知らないゲッコーとワイルドマンの激しい攻防戦の末、ワイルドマンの勝利となり、ブルースター航空は生き残ることになった。ゲッコーの恐ろしさを知っているダリアンはバドのもとを去った。証券取引委員会はブルースター航空の株取引を調査、インサイダー取引の罪でバドを逮捕した。仮出所したバドを呼びだしたゲッコーは彼を殴りつけた。だが、その時に怒りにまかせて話した言葉をバドはテープに録音していた。それはゲッコーがインサイダー取引で逮捕されるに充分な証拠だった。元気になった父とバドは会った。バドは罪をつぐなうため検事局の階段を昇っていった。
時代を反映した内容が話題を呼び大ヒットしたことから、アメリカでは広く知られた映画であり、経済・金融の論評や記事で引き合いに出されることも多い。作品は実際のウォール街にも大きな影響を与え、主人公である投資家、ゴードン・ゲッコーに憧れて投資銀行に入社する者や、ゴードンのファッションを真似る者などが後を絶たなかった、と監督のストーンがDVDの解説で言っています。
一方でストーンは、作中でゴードンと対立するカール・フォックスと同じく過剰な資本主義による倫理観の崩壊を嫌悪する側であり、ゴードン側の人間ばかり増やしてしまった事は大変遺憾だとDVDの解説で述べています。
ゴードン・ゲッコー役のマイケル・ダグラスはこの作品でアカデミー主演男優賞を受賞しています。一方でダリアン・テイラー役のダリル・ハンナはゴールデンラズベリー賞の最低助演女優賞を受賞したので、この作品はオスカーとラジー賞を受賞した唯一の作品です。
「いやぁ、映画って本当にいいもんですね。」


2021.03.02 : 私の好きな映画⑭

院長の髙木です。

暫くはダリル・ハンナの映画をご紹介していきます。

今回のD・ハンナの映画は「クレイジー・ピープル」。1990年のアメリカ映画で、監督はトニー・ビル。トニー・ビルは名画「スティング」の製作にも関わっており、19993年監督作品の「忘れられない人」は切なくて好きな映画ですね。そのうちご紹介します。主演はダドリー・ムーアとD・ハンナ。ダドリー・ムーアと言えば1981年の「ミスター・アーサー」や1985年の「サンタクロース」が有名ですね。
腕利きの宣伝マン、エモリー・リーソン(ダドリー・ムーア)は嘘八百のコピーを並べ立てることにうんざりして、ありのままを言ったコピーを提出する。しかし社長はカンカン、たちまち彼は療養の名目でサナトリウム送りに。荒廃した生活を送り、心を閉ざしがちだったリーソンにそこで声をかけてきたのは若く美しいキャシー・バージェス(ダリル・ハンナ)。そしていつしか2人は魅かれ合ってゆく。

一方、会社ではリーンンの書いたコピーが間違って出稿され、あろうことかそれが大ヒットしてしまう。あわてた会社は彼を呼び戻そうとするが拒否され、キャシーの提案で患者たちによるグループセラピーを兼ねたコピー創作作業がスタートした。そこで生まれた本音のコピーはできのいいものばかり。さらには患者たちはこの作業を通して社会復帰への自信を取り戻していった。

リーソンも例外ではなく、彼が退院してしまうのではないかと心配するキャシーに、リーソンは彼女を迎えに来るはずの兄アダムが来るまでは一緒にいると約束する。しかし相変わらずうるさい存在のリーソンを追い払って、残りの患者を絞り上げることを企てる社長は院長を買収し、キャシーにもはや治療の必要はないと訴えるリーソンに、アダムはキャシーの妄想の産物に過ぎないと告げさせる。ショックを受けたリーソンは失意の中サナトリウムを去るが、そんな彼にキャシーから兄アダムの写真が送られてきた。いないと思われていた兄は実は軍隊に入っていたのであり、彼の操縦するヘリコプターで病院から脱出したキャシーら患者たちは、リーソンと共に広告会社を開いて成功を収めるのだった。

古いコメディ/ロマンス映画ですが、キャストも個性的で楽しめる映画です。「いやぁ、映画って本当にいいもんですね。」


2021.02.26 : 私の好きな映画⑬

院長の髙木です。映画「スプラッシュ」のご紹介の際、ダリル・ハンナのファンだと話しましたので、今回から暫くはD・ハンナの映画をご紹介していきたいと思います。


1985~1995年頃のダリル・ハンナは美しい・・・
本名はDaryl Christine Hannah。イリノイ州シカゴ出身。11歳の時にCMデビュー。高校卒業後、UCLAで哲学を専攻。演劇部に在籍してステラ・アドラーの指導を受ける。78年「フューリー」で端役デビュー。82年の「ブレードランナー」でレプリカントのプリスを演じて一躍注目され、84年「スプラッシュ」の人魚役でブレイク。以降、不思議なキャラクターが受けて活躍。「ダリル・ハンナの ジャイアント・ウーマン」では共同プロデュースも行った。ケネディ大統領の息子と交際歴あり。菜食主義者としても有名。ペイジ・ハンナは妹。撮影監督のハスケル・ウェクスラーは叔父にあたる。簡単なご紹介でした。
(主な出演作)
公開年 邦題(原題);役名 ※備考       
1978 フューリー(The Fury);パム
1982 ブレードランナー(Blade Runner);プリス・ 青い恋人たち(Summer Lovers);キャシー・フェザーストーン
1983 ファイナル・テラー(The Final Terror);ウェンディ・モーガン
1984 俺たちの明日(Reckless);トレイシー・プレスコット・スプラッシュ(Splash);マディソン・パッショネイト 悪の華(The Pope of Greenwich Village);ダイアン
1986 夜霧のマンハッタン(Legal Eagles);チェルシー
1987 愛しのロクサーヌ(Roxanne);ロクサーヌ・ ウォール街(Wall Street);ダリアン・ディラー
1988 プランケット城への招待状(High Spirits);メアリー・プランケット・ブロガン
1989 マグノリアの花たち(Steel Magnolias);アネル
1990 クレイジー・ピープル(Crazy People);キャシー
1992 透明人間(Memoirs of an Invisible Man);アリス・モンロー
1993 愛しのジャイアント・ウーマン(Attack of the 50 Ft. Woman);ナンシー・アーチャー ※テレビ映画・ラブリー・オールドメン(Grumpy Old Men);メラニー
1994 ちびっこギャング(The Little Rascals);ミス・クラブツリー
1995 百一夜(Les Cent et une nuits de Simon Cinéma)※クレジットなし・闇を見つめる瞳The(Tie That Binds);Leann Netherwood・あなたに逢いたくて(Two Much);リズ・ラブリー・オールドメン/釣り大将LOVE LOVE日記(Grumpier Old Men);メラニー
1996 フランキー・ザ・フライ(The Last Days of Frankie the Fly);マーガレット
1997 リアル・ブロンド(The Real Blonde);ケリー
1998 相続人(The Gingerbread Man);ロイス・ハーラン・レスキュアーズ/二つの家族(Rescuers: Stories of Courage: Two Families);マリア※テレビ映画・アダムス・ファミリー サン 再結集(Addams Family Reunion);モーティシア・アダムス※ビデオ作品 ・裏窓(Rear Window);クラウディア・ヘンダーソン※テレビ映画
1999  スピードウェイ・ジャンキー(Speedway Junky);ヴェロニカ・ブラボー火星人2000(My Favorite Martian);リジー・デッド・リミット(Diplomatic Siege);エリカ・ロング
2000 コード(Cord);アニー・ホワイト※ビデオ作品・ブルー・イグアナの夜(Dancing at the Blue Iguana);エンジェル・バーティカル・ターゲット/大統領狙撃計画(First Target);アレックス・マグレガー※テレビ映画
2001  ビーンストーク ジャックと豆の木(Jack and the Beanstalk: The Real Story);Thespee※テレビ映画
2002  デブラ・ウィンガーを探して(Searching for Debra Winger)※ドキュメンタリー・ウォーク・トゥ・リメンバー(A Walk to Remember);シンシア・カーター・ハードキャッシュ(Run for the Money);ヴァージニア
2003  ノースフォーク 天使がくれた奇跡(Northfalk );Flower Hercules・レディ・キラー(The Job);CJ マーシュ・カーサ・エスペランサ 〜赤ちゃんたちの家〜(Casa de los babys);スキッパー・キル・ビル Vol.1(Kill Bill: Vol. 1);エル・ドライバー
2004  キル・ビル Vol.2(Kill Bill: Vol. 2);エル・ドライバー・ 娼婦たち(Yo puta);アドリアナ
2006  エイリアン・インパクト ザ・ビギニング(Final Days of Planet Earth);リズ※テレビ映画
2007  タンネンベルク1939 独ソ侵略戦争(The Poet);マレーネ
2008  消されたヘロイン/裏切りの銃弾(Vice);ソルト・カンフー・キングダム(Kung Fu Killer);ジェーン※テレビ映画・凶悪海域 シャーク・スウォーム(Shark Swarm);ブルック・ワイルダー※テレビ映画
2009  NAKED ハンター・キラー(The Cycle);キャリー・ミッチェル・ エアポート/タービュランス(Storm Seekers);リー・キャプラン※テレビ映画
2015  エクスペンダブル・ミッション(A Hitman In London);ザナ
とまぁ、多くの作品に出演されています。私はDVD化されていないVHSやLDのままの作品以外はすべて所有しています。

今回は「透明人間」。「透明人間」と言っても、H・G・ウェルズが1897年に発表した小説をもとにして製作され1933年に公開されたホラー映画の「透明人間」でもなければ、それを現代風にリプリートされ昨年公開されたばかりの「透明人間」でもありません。1992年に製作されたアメリカ映画で、ジョン・カーペンター監督の「透明人間」です。
これまでの透明人間を題材にした作品とは全く異なる異色作。ビジネスマンのニック・ハロウェイ(チェビー・チェイス)は、ある日たまたま商談に向かった研究所で待機中に事故に巻き込まれて着用しているスーツごと身体が透明になってしまう。透明人間のニックの存在に気付いたCIAは彼の能力を謀報活動に利用しようと考え、追跡を開始する。一方、ニックは友人の紹介で知り合った女性アリス・モンロー(ダリル・ハンナ)に助けを求めるが・・。

透明人間となってしまった男の非逃避行を描くSFコメディ。

古い映画ですのでCGは勿論チープですが、割とコメディ要素があるのでこれはこれで楽しめます。「いやぁ、映画って本当にいいもんですね。」


2021.02.22 : 私の好きな映画⑫


今回は知る人ぞ知る「タクシードライバー」。1976年公開のアメリカ映画で、主演はロバート・デ・ニーロ。翌年アカデミー主演男優賞を受賞しています。監督はマーティン・スコセッシ。映画好きな方ならほぼ観ていると思う名作です。この監督はニューヨークを舞台にし、主人公が精神的に病んでおり、社会に受け入れられることを望んでいるといったテーマが多いのが特徴です。
ニューヨークのタクシー運転手のトラビス(ロバート・デ・ニーロ)は、ベトナム戦争帰りの元海兵隊。やや社交性に欠け、不眠症を患いながら、深い闇に包まれたマンハッタンを当てもなく運転するという孤独な日々を送っていた。ある日大統領候補の選挙運動員ベッツィ(シビル・シェパード)に心を惹かれる。だが、デートは失敗。

心はますます荒んで行く一方であった。そんな折、トラビスのタクシーに突如幼い少女が逃げ込んできた。その後偶然その少女と出会う。少女はアイリス(ジョディ・フォスター)という名の学校にも行かない生活を送る13歳の売春婦だった。

トラビスは足を洗って学校に行くようアイリスを説得する。使命を感じ、アイリスのいる売春宿に向かったのだが・・・。やがて闇ルートから手に入れた銃を手に入れたトラビスは自己鍛錬を始めるが、そんな彼の胸中に一つの計画が沸き上がる。

ニューヨークの夜を走る1人のタクシードライバーを主人公に、現代都市に潜む狂気と混乱を描いた作品。世界の不浄さへのいらだちを見事に表現しています。トラビスの強烈な個性は、70年代を代表する屈折したヒーロー像となったそう。
本作はテーマ曲がとても映画に溶け込んでいます。 「サイコ」や「めまい」などヒッチコック映画を手掛ける映画音楽の巨匠バーナード・ハーマンの音楽も印象的で遺作ともなった作品です。ハーマンの死去は最後のレコーディング・セッションが終了して12時間後だったそうです。

特にトム・スコットのアルトサックスが冴えわたっていて、都会の乾いた寂しさを実にうまく表現しています。この曲が聴きたいがためにこの映画を観ることもあります。

デ・ニーロは役柄になりきるために、まずはタクシー免許を取得して実際にニューヨークの街を流したそう。当時イタリアで「1900年」の撮影中にもかかわらず、内面からの役作りのためにわざわざ行き来していたんだとか。また、ジョディ・フォスターも実際の境遇にいる女の子と交流を通じてリアルな演技をし、アカデミー助演女優賞にノミネートされて一躍有名になったんだとか。
少し前に公開された映画「ジョーカー」は好きな作品ですが、監督のトッド・フィリップスはこの「タクシードライバー」を参考にしたそうです。

オマージュは勿論のこと、デ・ニーロが両作に出演し、それぞれが狂気へのプロセスを重視しています。「ジョーカー」でアーサーが鏡を見てメイクをする場面と、トラビスが同じく鏡に映った自分をみて「you talkin’ to me?」(俺に用か?)という場面が、40年以上の時を経て受け継がれているようにみえます。因みに「ジョーカー」に影響を与えた本作の監督スコセッシは個人的な理由で「ジョーカー」のプロデュースを辞退しています。理由は「コミックのキャラクターを発展させる、(コミック映画を)抽象的な芸術へ発展させるという点で、新たなステップに進めるかどうかわからなった」からだそうです。ただ、「ジョーカー」については「脚本が非常によくできていることは分かっていたし、非常にエネルギッシュで、ホアキン・フェニックスも素晴らしい。見事な作品ですよね。」と絶賛しています。「ジョーカー」好きなら是非「タクシードライバー」は好きになるはずです。映画全体の鬱々とした空気感が類似していますから。個人的には「ジョーカー」のアーサーは1991年の同じくスコセッシ監督の映画「ケープ・フィアー」でデ・ニーロが演じたマックスにそっくりだと思っています。マックスが映画館で笑うシーンとアーサーが笑うシーンが完全にリンクします。かなり参考にしたのではないでしょうか。

似ていると思いませんか?
それにしてもデ・ニーロはいつ何をやらかすかわからない役がピッタリですね。「いやぁ、映画って本当にいいもんですね。」


2021.02.17 : 私の好きな映画⑪

院長の髙木です。

今回はニューヨークを舞台に青年と人魚の恋を描くファンタジー・ストーリー「スプラッシュ」です。
1984年の古いアメリカ映画ですが好きな作品です。主演はトム・ハンクスとダリル・ハンナ。これまで60本以上の映画に出演しているトム・ハンクスの3作目となった初期の作品。ダリル・ハンナは「ブレード・ランナー」で注目され、本作で人魚役を演じています。今回この映画を取り挙げた理由は・・・この女優さんの大ファンだからです!(笑)。「夜霧のマンハッタン」や「ウォール街」の頃のダリル・ハンナはとても美しい・・・
当時は「ニューヨークの恋人」とも評されたほど。その後は「キル・ビル」の演技で賞賛されています(キル・ビルは映画としては好きではありませんが(-_-;))

                                             ↑
                            ブレード・ランナーのプリス役の時はちょっと怖いですけどね(^_^;)
ダリル・ハンナの映画に関してはまた改めてご紹介していきます。監督のロン・ハワードはこの作品の後に「コクーン」「身代金」「ビューティフル・マインド」「ダ・ヴィンチ・コード」など数々の名作を世に送り出しています。つまり著名な方々の原点となった映画です。
幼い頃、海で溺れた時に助けてくれた人魚の少女のことが忘れられない青年アラン(トム・ハンクス)。「恋愛したくても、なぜか女性を好きになれない。心が壊れているのかな?」そんなとき同じく美しい人魚に成長した娘は青年に会うため、人間に姿を変えてニューヨークへやってきて彼と再会します。やがて二人は愛し合うようになり、街の名前から彼女(ダリル・ハンナ)をマディソンと名付けます。

マディソンは6日間しか一緒に過ごせないと言い、自分が人魚であることをなかなか言い出せない状況でアランからプロポーズを受けます。科学者、警察、マスメディアに追われる二人。人魚と人間の恋の結末はいかに・・・?
レストランで二人で食事をしている際にマディソンがロブスターを殻ごと丸かぶりし、周囲の人がドン引きするシーンが人魚らしくていいですね。

アイススケート場でレストランでの出来事をアランが尋ねると、「ごめんなさい。いつものクセで。」とマディソンは答えます。プロポーズに応えてくれず、アランはイライラします。マディソンが「寒いと水がこうなるの?私のところはならないわ。」というと、アランは「そりゃニュースだ。初めて君の話がでた。」と嫌味を言ってしまいます。「いやな言い方。」とマディソンも感情的になります。「何があるんだ?氷もない、音楽もない、着る物もない。一体そこはどんなところだ。」自分が人魚であることを伝えられず、すれ違いが起こる切ないシーンが印象的です。

ニューヨークを舞台に繰り広げられる、ピュアなラブ・ストーリー。エンディングで流れるリタ・クーリッジの「Love Came for Me」がいいですね。「いやぁ、映画って本当にいいもんですね。」


2021.02.13 : 私の好きな映画⑩

院長の髙木です。

今回は2000年のアメリカ映画「エリン・ブロコビッチ」。主演のジュリア・ロバーツは第73回アカデミー賞主演女優賞を受賞しています。巨大企業を相手に、史上最高の集団訴訟に勝利した実在の人物、エリン・ブロコビッチの活躍を描いた作品です。
無職のシングルマザー、エリンは、信号無視の車に衝突される交通事故に遭う。そこで過失の無い事故だから絶対に勝てるだろうと弁護士のエドワード(アルバート・フィニー)はエリンの弁護を請け負うが、陪審員の目にはエリンは社会的な信用が低く、証言時の言葉遣いの悪さも災いして、金銭目的の当たり屋と相手側に匂わされた結果、敗訴してしまう。事故で負傷したにもかかわらず賠償金を得ることもできず、生活に困窮したエリンは勝てる裁判で負けたのだから代わりに仕事を斡旋するように要求し、半ば強引にポジションを得た弁護士事務所で、不動産関係の書類から恐ろしい環境汚染の実態を知ることになる。

工場の敷地内に高濃度の六価クロム溶液を10年以上の長期にわたって大量に垂れ流していた大手企業PG&Eは地域の地下水を汚染し続けた。周辺住民にガンなどの健康被害が多発したことから事件として発覚し、会社は多額の賠償金を支払って和解した。

正義感と情熱だけを武器に、600人以上の住人の署名を集め、勝ち目のない訴訟に敢然と挑む主人公のジュリア・ロバーツの演技は貫禄があります。ユーモラスな上司を演じるアルバート・フィニーも素晴らしい。

1980年代後半~1990年前半、即ち「マグノリアの花たち」「愛の選択」「愛がこわれるとき」などのジュリア・ロバーツと比べると、本作品では演技に一層磨きがかかっています。
実話に基づいた痛快なサクセス・ストーリーを一度ご覧下さい。「いやぁ、映画って本当にいいもんですね。」


2021.02.12 : 院長の取材内容が日刊ゲンダイの女性向けメディア「コクハク」で紹介されました

院長の髙木です。先日「口腔ケアの重要性」について日刊ゲンダイさんの取材を受けました。オーラルフレイル、アルツハイマー型認知症、誤嚥性肺炎について書かれています。現在とても重要視されている「口腔ケア」。お読みいただければ幸甚に存じます。

『驚愕!ずぼらな“口腔ケア”がアナタの人生を残酷に変える・・・!』という記事で紹介されています。
    記事はこちらから
      ↓
https://kokuhaku.love/articles/10212


2021.02.09 : 私の好きな映画⑨

院長の髙木です。

今回はストーリーどうこうより、音楽と映像を楽しむ映画です。2007年に公開された映像美で有名な香港のウォン・カーウァイ監督の作品「マイ・ブルーベリー・ナイツ」。疲れた夜にお酒を飲みながらぽーっと観たいときにおすすめです。
主演は映画初出演のシンガー、ノラ・ジョーンズとジュード・ロウ。第60回カンヌ国際映画祭のオープニングを飾った作品。恋人の心変わりで失恋したエリザベス(ノラ・ジョーンズ)。慰めてくれたのはカフェのオーナー、ジェレミー(ジュード・ロウ)が焼くブルーベリーパイだった。

「ブルーベリーパイがいつも売れ残るのはチーズケーキやアップルパイより味が劣っているわけではないんだ。ただ選ばれないだけなんだ。」しかし、それでも別れた彼を忘れられないエリザベスは突然ニューヨークから遠い旅に出る。

前半は南部の街で警官と彼の元妻(レイチェル・ワイズ)との話、後半は女性ギャンブラー(ナタリー・ポートマン)との出会いの話です。それから300日。エリザベスはニューヨークに戻ってくる。そしてカフェでジェレミーと再会します。

映画の中ではノラ・ジョーンズ自身が歌う「The Story」を始めとした曲が使用されてよい雰囲気を醸し出します。ノラ・ジョーンズはインドで最も有名な音楽家でビートルズにも影響を与えたシタール奏者の父ラヴィ・シャンカルの娘なんですね。
それにしても女性が寝ている間に口の周りに着いた生クリームを食べちゃうとか・・・完全にイケメン以外アウト・・っていうかイケメンでも若干アウト気味なシュチューエーションを何気なく見せちゃうのは監督の才能ですね(笑)「いやぁ映画って本当にいいもんですね」


2021.02.05 : 私の好きな映画⑧

院長の髙木です。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため3月7日まで緊急事態宣言が延長されましたね。自粛生活ではご自宅で映画を観られている方も多いと思います。

今回はこの映画を生涯のベストに挙げる方が多い歴史的名作「ショーシャンクの空に」。スティーブン・キングの中編「刑務所のリタ・ヘイワース」をティム・ロビンスとモーガン・フリーマン主演で映画化され1994年に公開されました。
銀行員である主人公アンディ(ティム・ロビンス)は、妻とその愛人を殺害したという冤罪でショーシャンク刑務所での服役を強いられる。ショーシャンクでは、長年服役する「調達屋」ことレッド(モーガン・フリーマン)が、もう何度目かとなる仮釈放の審査を受け、更生したことを訴えるがやはり却下されてしまう。孤立していたアンディはやがてレッドに声をかけ、鉱物採集の趣味のための小さなロックハンマーを注文する。それをきっかけにアンディはレッドとの交友を重ね始める。

アンディは刑務所内での数々のいじめに苦しめられるが刑務官の遺産相続問題を元銀行員という立場から助言したことで一目置かれる存在になる。そのことがきっかけでアンディはやがて刑務所所長の資産運用係として重宝されるまでになる。そんなある日妻を殺害した真犯人を知るという男トミーが入所する。アンディはそのことを知り、所長に再審請求を願い出るが所長からの反感を買い懲罰房に入れられてしまう。この出来事を機に、アンディは刑務所からの脱獄を決意する。20年かけて堀りすすめた穴から脱獄を図り、晴れて自由の身になるのであった。間もなくレッドは服役40年にしてようやく仮釈放されるが、外の生活に順応できない。レッドはアンデイの伝言を信じてメキシコへ向かう・・・
この映画では刑務所に入れられて数々の苦難に遭いながらも、希望を捨てずに負けじと立ち向かうアンディの姿が描かれています。どんな境遇にあっても諦めない、希望をもつことの大切さを感じさせてくれます。「刑務所の時間はゆっくり流れる。」刑務所での時間をただ平凡に過ごすのか有意義なものへとするのか。希望を捨てるなというメッセージを伝えたかったのかもしれません。刑務官の怒りを買い、窓一つない独房に入れられてしまったアンディ。独房から出てきたときに仲の良い囚人から独房での生活を問われると、アンディは音楽を聴いていたと答えます。どのように音楽を聴いていたのか不思議に思う仲間に対し「脳と心で聴いていた。音楽は決して人から奪うことはできない。」ここからも心の中の音楽を支えに懸命に生きていく彼の姿からは、希望を捨てずに耐え抜く信念の強さが伺えます。「希望は危険だぞ。希望は人を狂わせる。塀の中では禁物だ。」と言っていたレッドに対し、脱獄後のアンディは、レッドが出所した時のために置手紙を残します。そこに書かれていたのは「希望はいいもんだ。多分最高のものだ。素晴らしいものは決して滅びない。」

主人公アンディのセリフや行動からは「希望」というものの大切さを教えられると思います。個人的にモーガン・フリーマンが好きでこの映画を取り上げました。「ドライビングMissデイジー」なども好きですが、この作品の彼が一番印象的です。
コロナ禍で希望の見えない現在、この映画は勇気づけてくれるかもしれません。「いやぁ、映画って本当にいいもんですね」


2021.02.01 : 私の好きな映画⑦

院長の髙木です。

今回は1979年にダスティン・ホフマンとメリル・ストリープが夫婦役で共演し、79年度のアカデミー賞、監督賞を含む5部門を受賞した映画「クレイマー、クレイマー」です。またまたメリル・ストリープですね。前回ご紹介した「恋に落ちて」は1984年、「マディソン郡の橋」が1995年ですので、かなり初期の作品です。本作や1978年の「ディア・ハンター」、同じく1979年の「マンハッタン」の頃の若かりしメリル・ストリープは容姿端麗です。
監督・脚本は「俺たちに明日はない」「スーパーマン」「殺意の香り」などを手掛けたロバート・ベントン。ちなみに「殺意の香リ」もメリル・ストリープが主演です。ロイ・シャイダーとの共演で好きな作品です。
仕事第一の男テッド・クレイマー(ダスティン・ホフマン)がある夜帰宅すると、荷物をまとめた妻ジョアンナ・クレイマー(メリル・ストリープ)が待ち受けていた。「何か自分が打ち込める仕事をしたい」と言い残し、彼女は去って行った。5歳の息子ビリーと二人残されたテッドは、失意の中家事に奮闘。息子の分の朝食を作り学校まで送った後、急いでタクシーで会社へ向かう毎日。

数々の失敗やケンカを乗り越えて父と子の間に深い絆が生まれた頃、息子に気を取られ仕事に集中できないテッドは会社を解雇されてしまう。その後1年以上連絡のなかったジョアンナが息子の養育権を主張しに彼の元を訪れた。

弁護士に相談するも、失業中のテッドが養育権を勝ち取る見込みはほとんどない。慌てて就職活動をし、裁判前にようやく仕事にありつけたが、以前の勤務先よりはるかに給与は少なく手に職を付けたジョアンナの方が収入は多かった。裁判では苦戦を強いられる。そして・・・
クレイマー(原告)対クレイマー{被告)の裁判の意で同じ名前の人が争っている裁判、つまり離婚裁判を題材にした映画ですが、当時アメリカ国内で社会問題となっていた離婚・親権を真正面から捉えたこの作品は国内外で映画評論家と観衆双方の高い評価を獲得したようです。うまくいかないことや辛いこともありながら、子供を育てる喜びを感じ愛情を注ぐ姿は、ラストの無言でフレンチトーストを作る姿に結集しています。名作ですね。

「いやぁ、映画って本当にいいもんですね」



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