2015.5/23(土)~24(日)南自由が丘商店会主催のマリクレールフェスティバル
が開催されます。
自由が丘駅南口遊歩道ドコモショップ前で楽しい催し物を行います。
シャンソンやペルーの民族舞踏、大道芸人も登場予定ですよ。
午後14:00から入場無料です。
皆さん気軽に足を運んで下さい。
院長の髙木です。
4月から進学や入学、入社など新生活を迎える皆様おめでとうございます!
当院にも新しい歯科衛生士や受付スタッフなどの仲間が加わり新しい風が吹いています。
私は4/5(日)東京ドームに「巨人vs阪神戦」を観戦しに行ってきました。
ジャイアンツ 高木勇人投手がプロ初完封しました。
9回を投げて2安打無失点の完封勝利でした。これまでは主にリリーフだったと後で知り驚きました。
安部慎之助選手の捕手復帰もあり、タイガースも藤浪投手が先発だったりと早くも今年思い出になるよいゲームでした。
ヒーローインタビューで
「自分の持ち味、アピールするところは?」の質問に
「僕は僕です!」と答えた高木投手。
完封におごることなく、2連勝にも浮かれず、「僕は僕らしく」次に向かって投げていくということなんでしょうね~。
社会人デビューをされた新入社員の方にとっても、一考に値する答えだと思いました。
年代を問わず何か新しいことに挑戦しようとするときに意識すべき発言ともいえるような気がします。
26歳にして物怖じせず、安定したピッチング、そして周囲のサポートへの感謝の気持ちを忘れないところ。カッコいいです!
満開の桜も見納めです。わずか1週間、長くて10日なんて・・・儚いですね。
当院では世田谷区の検診事業として
・口腔ガン検診
・成人歯科検診
・2歳6ヶ月検診・フッ素塗布
・産前後歯科検診
を行っております。
お気軽にお問い合わせください。
髙木歯科自由が丘クリニック
院長の髙木です。
前回は神経性ショックについてお話しましたが、、今回はその次に歯科治療時に生じやすい
過換気症候群(Hyperventilation Syndrome)についてのお話です。
歯科治療とは関わらず、日常のあらゆる不安、緊張などのストレスからも生じます。
精神的な緊張が原因となり発作的に過換気を起こし、これにより血中の炭酸ガスは過剰に
対外に排出されてしまい、動脈血炭酸ガス分圧が低下します。この結果、呼吸性アルカロ
ーシス(血液のPHがアルカリ性に傾く)を呈します。血中炭酸ガスの低下から脳血管の収縮
に伴う脳血流量の減少によりめまいなどをきたします。また、血液PHの上昇の結果、血中
カルシウムイオンの減少をきたし、「助産婦様の手つき」などのテタニー症状を呈するほか、
呼吸循環系症状、筋肉症状、末梢神経症状など、多彩な症状を発症する症候群です。
その主な症状は自覚的には呼吸困難、口唇周囲や四肢末端のしびれ感、強い不安感、
他覚的には過呼吸、手指の硬直、意識レベルの低下です。発生頻度は、女性が男性の約2倍
で40際以下がほんどといわれています。夜間救急車で搬送される人の30%がこの過換気
症候群だといわれています。30分~60分程度で自然に軽快しますが、不安が強い人は数時間
かかることもあります。
歯科治療時には精神的ストレスの軽減に努め、場合によっては静脈内鎮静法、トランキライザ
ー内服によって局所麻酔や歯科処置に対する不安、緊張、恐怖感や不快感を取り除きます。
さらに無痛のための工夫を怠らないことが何より大切であると思っています。
麻酔の注射が痛い原因の一つに体との温度差による痛みがあります。
麻酔のカートリッジを体温に近い37℃に温め、保温してやさしい麻酔を心掛けております。
院長の髙木です。
皆さん歯の治療に対しては正直「不安」がいっぱいですよね?特に麻酔や親知らずの抜歯
などの外科的な治療etc・・・。できることなら受けたくない・・・どなたでもそう思うと思います。
しかし残念なことに歯科の臨床ではほとんどの治療行為が外科処置であり、局所麻酔の
使用頻度が高いものです・・・局所麻酔は注射で投与されることが多いため、痛みや緊張な
どのストレスを与えてしまうんです・・・
そのような不安や緊張を出来る限り取り除けるように、日々術前によくカウンセリングをして
信頼関係を築くことに努めておりますが、それにも関わらずどうしても治療中に極度の不安
などから全身的な偶発症が生じてしまう場面を経験することがあります。
そこで歯科治療中に起こる偶発症についてです。
多くは精神的なストレスや痛みの刺激により惹起された、いわゆる脳貧血を含めた神経性
(精神性、疼痛性)ショックです。デンタルショックなどとも呼ばれます。
次いで過換気症候群であることが多いです。
神経性ショック(neurogenic shock)は日常の歯科治療でもっとも多くみられる偶発症で、
副交感神経の過緊張による末梢血管拡張による急激な血圧低下と除脈を特徴とします。
治療に対する不安、恐怖、興奮などの精神的ストレスが交感神経の緊張をもたらし、一過性
の心拍出量の増加と血圧上昇が起こります。この血圧の上昇は圧受容体を介して副交感
神経の興奮が起こります。この状態に痛みの刺激が加わると三叉-迷走神経反射が起こり、
さらに迷走神経の過緊張が加わります。通常はこの状態において自律神経系のバランスが
保たれ回復しますが、この神経性調節が破綻した場合にショックに移行するのです。
わかりやすくまとめると、交感神経が緊張して血圧の上昇と頻脈を起こしますが、この状態を
正常に戻すため副交感神経が血圧や脈拍を下げようとします。そして副交感神経が過剰に
働いた結果、血圧の低下、除脈を引き起こしてショック状態になります。
通常は安静にて短時間に回復しますが、循環器や肺疾患を合併している患者さんや高齢の
方ではショック状態が持続して重篤な脳神経障害や臓器障害を引き起こすこともありますので
注意が必要となります。
症状は顔面蒼白、冷汗、めまい、周囲への無関心、呼吸の浅速、四肢の弛緩、嘔気、脈拍微弱
と除脈、血圧低下、意識喪失などです。
この予防方法は疼痛によるストレスを取り除くことであり、局所麻酔に際して十分に注意すること
が重要になります。不安緊張感の強い場合は、術前に緩和精神安定剤を内服していただくような
場合もあります。また、術中の急激な血圧、脈拍の変動を監視して、場合によりアトロピンの静脈
内投与を行います。
もしこのような緊急事態が発生した場合、症状の重症度をまず把握することが大切です。
重症度とは生命を維持するための基本的に必要な機能の抑制程度を知ることです。
ですので、まず第一に行うことはバイタルサインのチェックです。バイタルサインとは人間が生きて
いる状態を示す一つの徴候あるいは所見のことで、バイタルサインをチェックすることが、緊急時
の全身状態を把握するうえで最も大切となります。
バイタルサインは意識・脈拍・血圧・呼吸・皮膚の冷たさです。
当院ではこのような緊急時の対応の一つとして生体モニターを使用しております。
新年明けましておめでとうございます。
本日1/5(月)より通常診療となります。
今年も更なるサービス向上を目指して頑張ってまいります。
皆様にとって良き年となりますよう心よりお祈り申し上げます。
下記のとおり年末年始の休診日についてお知らせいたします。
12月27日(土) 通常診療
12月29(月)~1月3日(土)
休診日
1月5日(月) 通常診療
患者様にはご迷惑をお掛けしますが、何卒ご理解賜りますよう宜しく
お願い申し上げます。
髙木歯科自由が丘クリニック
院長の髙木です。早いもので今年も残り僅かとなりましたね。
今年は例年にない寒さ。東京でも初氷が観測され、平年より20日も早いそうですね・・
今日は雨から雪に変わるよう・・
そんな寒さでも何かと行事が多いこの季節。先月から今月にかけ私も種々の会に参加
させていただき多くの素晴らしい先生方との出会いがあったりと、大変充実した毎日を送って
おりました。
また、先日の12/13(土)に院内忘年会も催されました。
今年は当院のビルのB1Fにある「爆香房」さんを使わせていただきました。
吹き抜けの広い店内で、漢方生薬をふんだんに含む赤と緑のキレイで良い香りのスープ・・・
生きたスッポンからとったコラーゲンゼリーも加わった人気の薬膳美湖香鍋(メイフーシャン鍋)を中心に美味しい料理を皆でいただきました!
緑のスープに浮んだ「龍眼」に皆興味深々。
動脈硬化や高血圧、糖尿病の予防に有用とされ、便秘や貧血の改善、疲労回復の作用もある
優れものだそうです。
寒さを吹き飛ばしてくれる刺激的な鍋でした!
ビンゴゲームもとても盛り上がり、スタッフ間の親睦も深まった楽しい時間でした。
皆さん今年もお疲れ様でした!
普段なかなか感謝の言葉を表せませんが、安心して診療できるのも良いスタッフの皆さん
のお陰です。
来年もさらなる飛躍を期待しています。
早いもので今年で当院も開院して丸3年が経ちました。
お引越しをされた方でも毎回検診にいらしていただけるような医院に成長して参りました。
来年は4年目に突入します。緊密な連携を保ち、患者様に愛されるより魅力的なクリニックにして参ります!
また「これまで以上に安全で正確な治療を行い」、「さらに新しい仲間を増やし、大切に育てていく」
ことが来年の一番のテーマになりそうです。
院長の髙木です。
早くも今年残り僅かとなりました。
先日自由が丘駅近くにニューオープンした「BAKE CHEESE TART]
連日開店から夜まで行列の大人気店ですが、そのうち食べてみようかな
・・なんて思っていたら
なんと今日差入れに頂いてしまいました!
(ありがとうございます)
今話題の店だけにスタッフも興奮している様子。
「なるほど・・・」
外はカリカリで、中はフワフワのチーズ。
いくらスウィーツの街とはいえ、タルト1本で勝負をかけるなんてすごいな・・
なんて思っていたら、食べて納得!
焼きたてが最高だと思いますが、温めても、冷やしても美味しいそうです。
まだ食していない方はお早目に!
院長の髙木です。
数年前までは保険適応外の白い被せ物というと、金属のフレームの上にセラミックを焼き付けて作製される
「メタルボンドクラウン」が主流の時代でした。
この頃にも、金属を使用しないメタルボンドクラウン以外の審美修復の選択肢として
「ポーセレンジャケットクラウン」という方法も存在していました。
金属を使用しないため透明感があり、審美的には優れてはいたものの、その一方で割れやすいという最大の
欠点がありました。
折角きれいに治療しても長期的に安定しなければ良質な治療とはいえません。
そういった理由から透明感は出せなくても頑丈なメタルボンドクラウンが広く普及していました。
しかしいくら頑丈でも金属を使用することの弱点があります。
クラウンを歯に被せる際、クラウンの境目は歯ぐきの溝に隠して装着されるのですが、経年的に歯ぐきが退縮
していくことで、境目が露出するようになり、金属のフレームの色が見えてきてしまうのです。
時には金属イオンが溶けだして歯ぐきが黒くなってしまうこともあります(メタルタトゥー)。
実際当院にもこうしたお悩みでご相談にみえる方は多いです。
また、金属を使用することで歯垢(プラーク)も付着しやすくなり、金属の周囲の歯ぐきだけが炎症を生じている
ケースも度々目にします。
写真左「メタルボンドクラウン」 写真右「オールセラミッククラウン」
美しい歯にやり替えたいけれど、一つは「美しいけど割れやすい」、もう一つは「頑丈だけど金属を使用しなけれ
ばならない」・・
過去にはこの2つの選択肢しかなかったのです。
しかし現在では美しさ、耐久性の両者をクリアする新しい素材の「オールセラミッククラウン」が登場し、
とくにに虫歯になっていないケースでも審美回復目的で治療のやり替えを希望される方も増えています。
歯の根が健康で、歯質が十分残っていれば新しい素材のクラウンに取り替えが可能です。
金属のクラウンの周囲の歯ぐきが痩せてきて露出した歯質が重度の虫歯になってしまったケースです。
虫歯を取り除き歯ぐきの治療を行い「オールセラミッククラウン」で治療しました。
金属色が光って汚れが付着しやすい被せ物と異なり、より自然に近く白くて頑丈で汚れが付着しにくい被せ物
それが「オールセラミッククラウン」です。
美しい歯に取り換えたいと考えている方は一度お気軽にご相談下さい。
院長 髙木謙一