WEB予約
初診予約※初診限定

初診の方は、下記よりご予約を
承ります。表示される予約表の
空き時間をご確認の上、お申し込みください。


初診限定予約フォーム
コールバック予約

初診以外、二度目からの患者様は下記フォームから、ご予約を承ります。当院で空き時間を確認後、折り返しのご連絡をいたします。


コールバック予約フォーム





NEW INFO 最新のお知らせ


2022.04.28 : ゴールデンウィーク休診日のご案内

誠に勝手ながら下記の通り、ゴールデンウイークの休診とさせていただきます。
4月29日(金)休診
4月30日(土)診療
5月1日 (日)休診
5月2日 (月)診療
5月3日 (火)休診
5月4日 (水)休診
5月5日 (木)休診
5月6日 (金)より通常診療になります
皆様にはご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
                       髙木歯科自由が丘クリニック


2022.01.11 : 開院10周年のごあいさつ

おかげさまで、当院は、令和4年1月11日をを持ちまして、開院10周年を迎える

ことになりました。

これもひとえに、当院を支援してくださった地域の方々、遠方よりわざわざ通院して

いただいている方々、ご指導をいただいた方々、日々ご紹介してくださる医療機関の先生方、

多くの方々に温かいご支援をいただいた賜物と心より感謝しております。

今後とも、皆さまの温かいご支援、ご指導を何卒よろしくお願い申し上げます。

                  令和4年1月11日、院長 髙木謙一


2021.06.30 : 私の好きな映画㉙

院長の髙木です。東京都の新たなコロナ感染者数が714人。緊急事態宣言が解除されてまだ一週間程度ですからこれをリバウンドと呼ばず何をリバウンドというのでしょうか…。選手たちも100%の練習はできないのですからオリンピックなんて冗談じゃありません。今週末の東京都議会議員選挙は気合が入ります!

さて、今回ご紹介する『偶然の恋人』(原題: Bounce)は、2000年公開のアメリカ映画。ドン・ルース監督、ベン・アフレック、グウィネス・パルトロウ主演。クリスマスも近いある日。ロサンゼルスの広告代理店に勤めるバディ(ベン・アフレック)は、出張先の空港で飛行機が欠航となり足止めを食らう。その合間、脚本家のグレッグ(トニー・ゴールドウィン)と知り合い意気投合。

バディの便はまもなく出発することになるが、家族の元へと急ぐグレッグにチケットを譲るのだった。しかし、その便は墜落事故となりグレッグは死亡。それから数ヵ月後、罪悪感に苛まれたバディは酒に溺れ、アル中になってしまう。リハビリ施設で健康を取り戻したバディは、グレッグの残された家族を訪ねるのだが、二人の子供を抱えながら悲しみを乗り越え生きる彼の妻アビー(グウィネス・パルトロウ)に惹かれ、正体を告げぬまま親密になっていく。

バディはいよいよ真実をアビーに告げようとするが、その直前に、事故当日バディと一夜を過ごした女性、ミミ(ナターシャ・ヘンストリッジ)がアビーに知らせてしまい、アビーは激怒する。しかしアビーは、バディも自分と同じく、辛い経験から立ち直ろうとしていることを理解し、やがて2人は新しい恋に向かって歩き出すのだった。

ついてよい嘘。ダメな嘘。最初にカミングアウトしていたら二人は結ばれていなかったのかと思うと、カミングアウトするタイミングの大事さを痛感させられる映画です(笑)。グウィネス・パルトロウファンには必見の作品。「いやぁ、映画って本当にいいもんですね。」


2021.06.23 : 久しぶりの3歳児歯科検診

院長の髙木です。先日久しぶりに3歳児歯科検診に行って参りました。世田谷区からの受託事業の一つで所属しております東京都玉川歯科医師会の会員が担当医となり、他に1歳6ヶ月児歯科検診、すくすく歯科相談、両親学級などがあります。これまでは玉川総合支所等々力分庁舎で行われておりましたが、今年から玉川総合支所新庁舎で行われることになりました。

以前の分庁舎。こちらでの業務は今年1月で終了となりました。今となっては懐かしい・・・
元々、昨年の6月に工事竣工、9月より一般利用開始の予定でしたが、新型コロナウイルス感染症防止装置を行うため工事期間が延長され、利用開始が本年の1月からとなりました。私は先日初めて伺いましたがきれいでビックリ。このような中で築50年の老朽化が進んだ建物をリニューアルさせるには、工事関係者の方々は大変な努力をされたのでしょうね。

新庁舎。ガラス張りで明るくとてもきれいです!

検診事業は3階で行われます。どこもかしこも本当ににキレイ。

検診コーナー。

さてお仕事開始。

開始時間になると子ども達がどんどん入ってきます。私の膝にお子さんの頭を乗せて、ママさんに身体を抑えてもらって検診します。いつもは膝に乗せるタオルもこちら側で用意されますが、今回はタオルも持参していただいた形での検診でした。

ちゃんとフェイスシールドを装着して検診します。最後の頃に検診した女の子。無茶苦茶泣いていました。終わった後も待合室で30分くらい泣きわめいていました(^_^;)ママさんお疲れ様でございました。

午前中は自分のオフィスで下あごにかなり深く埋まった親知らずの抜歯などを終えてから検診に向かいましたので私も少々グッタリ・・・


2021.06.08 : 私の好きな映画㉘

院長の髙木です。毎日、毎日「オリンピック開催の可否」「ワクチン接種」「時短営業」の話ばかりで外出もできず、ストレスのはけ口もない「コロナ疲れ」されている方も多いのではないでしょうか。「少しでも日常生活に楽しみを!」そんな思いから映画のご紹介を続けています。

今回ご紹介するのは、1995年のアメリカ合衆国の実話に基づいた犯罪映画『カジノ(Casino)』。監督はマーティン・スコセッシ、主演はロバート・デ・ニーロ、共演者にシャロン・ストーン、ジョー・ペジなど。ある天才賭博師を通じて、まだマフィアの支配下にあった1970年代から80年代のラスベガスを描いています。本作と同じくスコセッシ監督、デ・ニーロおよびペシ出演、ピレッジ原作で映画化された1990年作『グッドフェローズ』の成功を受けて製作されたスコセッシの「モブ・マフィアもの」第2弾という位置づけです。
モデルになった人物は、フランク・”レフティ”・ローゼンタール(以下”レフティ”、映画では”エース”)。レフティはベガスに来る以前には故郷のシカゴで有名なブックメーカー(ノミ屋)だったが、シカゴ、マイアミを経て1960年代末にベガスに移り住み、友人の紹介でラスベガス・ストリップを代表するカジノ「スターダスト」での仕事に就く。レフティは、物語同様、実質的なボスの座に就いていたが、犯罪歴のあるレフティにはカジノ経営のライセンス発給を受ける事が困難であった為、雇われ社長としてアレン・グリック(映画ではフィリップ・グリーン)が社長を務める名目となっていた。やがてカジノを任されるようになったレフティは出世し、シカゴ時代からの幼馴染のアンソニー・”トニー”・スピロトロ(劇中のニッキー・サントロ)は、レフティの出世に刺激されてベガスに移り住み、レフティの築いた地上の楽園を崩壊へと導いてしまう。
1970年代。予想屋のサム・ロススティーン(通称エース;ロバート・デ・ニーロ)はその極めて高い的中率によってシカゴマフィアのボス達からも信頼され、ボディガードとして暴力には自信があるニッキー(ジョー・ペシ)を宛てがわれるほどであった。

やがてマフィアのボスらは、影響力を持つ全米トラック運転手組合を迂回することで、ラスベガスの巨大カジノ「タンジール」を所有し、その利益を掠め取ることで多額の利益を得ることを決める。そこで、ギャンブルを知り尽くした男としてエースを、実質的な運営責任者に据えるのであった。エースはカジノ運営に必要な免許を持っていなかったが、法の穴をついて誤魔化した。そして見事に才覚を発揮してカジノで多大な運営益を挙げてボスらを満足させ、またエース自身も地元の名士として知られた存在になっていく。

エースは高級娼婦のジンジャー(シャロン・ストーン)に一目惚れし、プロポーズするが、彼女は昔馴染みのポン引きなどの小悪党であるレスターに惚れていた。

だがエースは、結婚生活を送れば次第に愛が育まれると信じ、またエースの金を狙うレスターも、ジンジャーにエースとの結婚を勧めたことで、二人は結婚し、娘も誕生した。だが、ジンジャーが本当に好きなのはお金であり、レスターへの愛も無くならなかった。

一方、シカゴのボスらは再びニッキーをエースのボディーガード兼集金係としてラスベガスへ派遣する。ニッキーの悪漢ぶりを知るエースは、彼の存在を危惧していたが、その予想通りニッキーは暴走を始め、ベガスのノミ屋でみかじめ料を要求したり、さらにはタンジール内でも仲間らとイカサマを働き横暴に振る舞うようになる。エースはこのままだと警察に目をつけられると警告するが、ニッキーは無視し、結果、警察のブラックリストに載ってカジノへの出入りも一切禁止される。だが、ニッキーは今度は故郷から弟や仲間を呼び寄せると強盗を働くようになり、カジノにいた時に構築した情報網で上手く荒稼ぎすると、その金で表向きはレストランを経営し始める。

ジンジャーはレスターに大金を渡すためにエースに金をせびるが、それによってレスターと関係が切れていなかったことがバレてしまう。

エースは見せしめにレスターを痛めつけるが、逆にジンジャーはショックを受けて酒浸りになってしまう。また、カジノの経営でも徹底的な管理で成功を収める一方で、地元有力者のコネで雇っていた無能な従業員を解雇する。役人は再雇用を要請するが、エースは断り、恨みを買う。また、ニッキー一味の犯罪によってタンジールに対する監視の目もキツくなり、ボス達への上納金も減り始めていた。そこでボスらは、アンダーボスのピスカーノをカジノへ送り込み様子を探らせる。

表向きタンジールの社長であったフィリップ・グリーンが、女性と揉め事を起こして金のことで訴えられ、法廷でカジノの帳簿の提出を迫れる。マフィアへの横流しが発覚してしまうためにニッキーは原告の女性を殺害し、それによってエースまでもFBIの監視対象となってしまう。エースはカジノ運営のための免許を獲得するため奔走し始めるが、一方でニッキーはカジノの運営の邪魔者を次々と殺害しはじめ、よりカジノ運営が厳しくなっていく。さすがのボスたちもニッキーを注意するが、彼は無視する。結局、エースの免許申請は、ニッキーの犯罪と、義弟を解雇された役人の妨害で、不当に拒否される。怒ったエースは、カジノで接待を受けていた政治家たちを罵り、さらに一線を超えて自らテレビ番組を製作して、政治家や役人の不正の糾弾まではじめた。

ついにボスらからエースは譴責を受け、逆にエースはニッキーのせいだと訴える。それを知ったニッキーはエースを罵り、荒れた生活を送り始める。やがてジンジャーがレスターと寄りを戻そうとエースに離婚と多額の慰謝料請求を主張し始め、エースはプライベートでも荒立つ。業を煮やしたジンジャーは金を手に入れるため、ニッキーを誘惑して男女の仲となり、彼が持つ貸し金庫の鍵を手に入れようとする

しかし、ニッキーがエースの妻を寝取ったという噂話はすぐにボス達の耳にも入り、ニッキーは焦る。そうとは知らないジンジャーはついにエースの暗殺をニッキーに行わせようとするが、無碍に断られ、自暴自棄となる。ジンジャーは家の金庫から金や宝石を持ち出して逃げようとするが、FBIに見つかり、捕まる。これを皮切りに、既にマフィア関係者らに盗聴や張り込みをしていたFBIはカジノの帳簿を抑えるなど、一斉検挙作戦に移る。

逮捕を逃れるため、ボスらの命令で関係者らの口封じが実行に移される。ジンジャーは麻薬を過剰に打たれ、事故死に見せかけて殺される。海外へ逃亡していたニッキーも弟と共に暴行の上、生き埋めにして惨殺される。エースもまた自動車爆弾で暗殺されかけるが、爆弾の仕掛けが甘く、かろうじて生き延びる。

エースはサンディエゴにて再び予想屋をしながら静かに暮らしていた。もはや大手資本が入ったラスベガスは様変わりし、巨大なレジャー・ランドのようになっていた。
スコセッシ名作中の名作。3時間というボリュームながら全く飽きずに観ることができ、1996年のアカデミー賞とゴールデングローブ賞にも輝いています。主役のエース(ロバート・デ・ニーロ)もジンジャー(シャロン・ストーン)もニッキー(ジョー・ペシ)も実在の人物です。
カジノ内のシーンを撮影する際に使われたのは、組まれたセットではなく、70年代当時の姿をそのまま保持していた「リビエラ」というホテルです。

エースとジンジャーの結婚式のシーンも、このリビエラのチャペルを使っています。
現在は残念ながら取り壊されていますが、「タンジール」のモデルとなったカジノ「スターダスト」の向かい側に建っていました。
デニーロとジョー・ペシの最強のコンビは見ているだけで鳥肌ものの掛け合い。またシャロン・ストーンの悪母ぶりが凄まじく、ある意味でデニーロをも凌駕するはみ出しっぷりです。名優達のプロの業が、スコセッシの指揮のもと奏でられています。「いやぁ、映画って本当にいいもんですね。」


2021.05.31 : 私の好きな映画㉗

院長の髙木です。新型コロナウイルス対策として東京や大阪など9都道府県に出されている緊急事態宣言が6月20日まで期限が延長されることになりましたね。都内では映画館も営業時間の短縮が要請されていますから、レイトショーに行くのもまだまだ無理そうですね。

そんなことで今回ご紹介する自宅で楽しめる映画は前回に引き続きシャロン・ストーン主演の1999年の「グロリア(Gloria)」。1980年のジョン・カサベテス監督、ジーナ・ローランズ主演の同名作品をリメイクしたもの。
フロリダで3年の刑期を終えて出所したマフィア組織の女グロリア(シャロン・ストーン)はニューヨークへ帰ってくる。彼女は恋人ケビンの罪をかぶり服役していた。

ニューヨークでマフィアの会計士をしているジャック(ボビー・カナヴェイル)は組織の情報を盗み、密かにフロッピーディスクに保存していたが、それを知った組織のボス、ルビー(ジョージ・C・スコット)の片腕、ケビン(ジェレミー・ノーサム)は、その情報を取り戻すためジャックのアパートを襲撃。家族とともに殺されてしまう。間一髪、7歳の息子ニッキー(ジーン・ルーク・フィゲロア)がジャックから渡されたフロッピーを手に外へ逃げ出すも、ケビンの部下に捕まってしまう。

ケビンと再会したグロリアは見返りの現金を要求しますが、ケビンはそれを断ったため、裏切られたグロリアはケビンに銃を向けると、監禁されていたニッキーを連れて逃走しました。標的となったグロリアとニッキーに迫る追っ手。やがてニッキーは彼らの手に落ちてしまうが……。

ケビンはマフィアのボスであるルビー(ジョージ・C・スコット)に呼び出され、ニッキーの持つフロッピーを取り戻すよう命じられます。一方、グロリアはニッキーを叔父の元に預けようとしましたが既に叔父もまた殺害されており、グロリアは仕方なく長年絶縁状態にあった姉ブレンダ(ボニー・ベデリア)の元へ向かいますが、あえなく追い払われてしまいます。


グロリアはニッキーと共にホテルに潜伏しますが、テレビで家族が殺されたことを知ってしまったニッキーは部屋を飛び出してしまいます。跡を追ったグロリアは地下鉄でニッキーを見つけ、衝撃を受けた彼を慰めました。翌日、グロリアはケビンからくすねた宝石を業者に売って換金しましたが、業者はケビンとつながっており、居場所が知られてしまいます。グロリアは殺し屋ショーンから追われ、車を奪って何とか追っ手を振り切ります。グロリアはニッキーを教会の神父に預け、学校を紹介してもらおうとしましたが、ケビンの部下にニッキーを連れ去られてしまいました。
グロリアは友人のダイアン(キャシー・モリアーティ)を頼り、彼女を通じてルビーと面会する機会を得ます。取引場所のタイムズスクエアに向かったグロリアはルビーと交渉し、フロッピーと引き換えにニッキーを解放するよう粘り強く交渉します。ルビーもグロリアの熱意に折れて交渉は成立、フロッピーを渡してニッキーを引き取ったグロリアは彼を教会の紹介した寄宿学校に預けることにしました。グロリアは保護観察中のためマイアミに行かねばならず、ニッキーに別れを告げて一人マイアミに向かおうとしましたが、やはりニッキーが恋しくなったグロリアは学校からニッキーを引き取り、飛行機に乗ってマイアミへと飛び立っていきました。


美しいシャロンを観るだけでも価値のある作品だと思います。「いやぁ、映画って本当にいいもんですね。」


2021.05.25 : 私の好きな映画㉖

院長の髙木です。どうやら緊急事態宣言の延長は間違いなさそうですね・・・

今回ご紹介する映画は1996年制作のアメリカ合衆国の社会派サスペンス映画「ラストダンス」(原題:Last Dance)。監督は「ドライビングMissデイジー」などの才人ブルース・ベレスフォード。女性死刑囚と彼女を救おうと奔走する弁護士との短くはかない恋を描いたドラマ。主演のシャロン・ストーンは、ほとんどノーメイクで撮影に臨んでいます。
彼女と言えば・・・1992年の

や、1995年の

などを思い浮かべる方が多いと思いますが、大好きなシャロンの映画の中でもかなり好きな作品です(セクシー路線じゃない隠れた名作!)。
弁護士のリチャード(ロブ・モロウ)は州の事務局長を務める兄のジョンから恩赦課の仕事をもらい、シンディ・リゲット(シャロン・ストーン)という女性死刑囚を担当する事になった。19歳のとき、幼なじみとその恋人を殺し、12年の獄中生活の間に3回の死刑執行命令が出されたが、その度に控訴されて執行が停止されてきた。先日4回目の執行命令が出されたが、シンディは今度は何故か控訴しなかったため、1ヵ月後に死刑執行される事になった。
死刑執行まで30日と迫ったシンディ。彼女の恩赦申請のため派遣された若き弁護士リチャードはシンディの事件の再調査を行って彼女の壮絶な過去を知り、何とか死刑執行を停止させようと奔走するが…。

シャロン・ストーンがノーメイクで死刑囚をリアルに演じて従来のイメージを覆し、女優としての意気込みを大いにうかがわせている作品。ノーメイクでも十分美しいですが・・・彼女のフィルモグラフィの中では一見地味に見えますが、実は大きな意味を持つ作品ともいえます。

また死刑囚の事件の真相を追うというドラマツルギーは決して目新しいものではありませんが、本作の場合その根底には死刑制度に対する是非を問うといった作り手の告発的姿勢も感じられてなりません。


ラストのタージ・マハールは最高に美しい・・・死刑制度についてじっくり考えさせられる作品です。是非一度ご覧ください。「いやぁ映画って本当にいいもんですね。」


2021.05.06 : 私の好きな映画㉕

院長の髙木です。緊急事態宣言が出される中での大型連休もあっという間に終わってしまいましたね。政府は、11日までの期限を延長する方向で、延長幅は2週間から1か月とする案が浮上しているようですが・・・人流抑制なのか、感染リスクを抑えたいのか、何だかハッキリしていないと思っています。人流抑制なら通勤なども全て止めないといけないと思いますが。外出自粛は当分続きますので、しばらくは映画のご紹介をしてまいります。

今回ご紹介する映画は「トスカーナの休日(Under the Tuscan Sun)」。
2003年に製作されたアメリカ・イタリア合作映画。オードリー・ウェルズ監督・脚本。原作はフランシス・メイズ(英語版)の小説『イタリア・トスカーナの休日(英語版)』。サンフランシスコに住むフランシス(ダイアン・レイン)は作家。他の作家の著作の批評も書いている。順調なキャリアを築いているように思えたが、ある日のパーティーで、フランシスに著作を酷評された男が残した「ダンナに聞いてみろ」という言葉をきっかけに、夫の裏切りを知る羽目になる。
一年かかった離婚騒動。収入があるばかりに慰謝料を払う側になった上に、「家を元夫に渡す」という条件が付いていた。 大金を支払ってまで彼が家を欲しがった理由は、浮気相手が子どものために名門校に近い家に住みたがったから、というもの。傷ついたフランシスは、ほとんどの家具を家に残したまま、短期滞在者用アパートに引っ越してゆく。
打ちひしがれるフランシスを見かねた親友のパティ(サンドラ・オー)は、自分の妊娠でふいになった10日間のトスカーナ旅行をフランシスにプレゼント、新しい人生に踏み出すよう強く勧める。気乗りしないままトスカーナにやってきたフランシスは、ツアーの途中コルトーナという町で『ブラマソーレ(太陽に焦がれる者)』と名付けられた売り家の広告に目をとめる。華やかな謎の美女キャサリン(リンゼイ・ダンカン)に、「家に興味があるの?」と話しかけられた時は現実的な話とは思えなかったが、ツアーバスが『ブラマソーレ』の前を通りがかったことに気付き、衝動的に降りてしまう。

代々伯爵家が所有していたという『ブラマソーレ』に強く心ひかれたフランシスは、家をよく見ないまま交渉に入り、ついに全財産をはたいて購入してしまう。築300年の荒れ果てた家を衝動買いしてしまった彼女は、いつ終わるとも知れない家屋の修復にのめり込む内に、トスカーナの住人としてこの地に溶け込んでいく。ユニークで愛すべき隣人たち、明るい光に包まれた絵のような風景、心まで満腹にするスロー・フード。人生をキラキラと輝かせるイタリア的ライフ・スタイルは、魔法のように少しずつフランシスの心を癒してゆき……。

親切な不動産業者マルティニ(ヴィンセント・リオッタ)の助けを借りながら、家の修復に取り組むうち、少しずつ町の人々とも打ち解けてゆくフランシス。花を捧げるため毎日家の前の道を通う老人(マリオ・モニチェリ)の姿に、自身を振り返りながらも、フランシスの孤独は、まだ完全に癒されたわけではなかった。キャサリンにも時に明るく、時に厳しく励まされたフランシスは、アンティークのシャンデリアの部品を捜しにローマに出かけ、ハンサムなマルチェロ(ラウル・ボヴァ)に出会う。

情熱的な一夜を過ごした彼女は、女ざかりの自分を自覚、女性としての自信も取り戻し、美しく装ってデートに出かけようとする。ところがその時、妊娠8カ月で同性の恋人に捨てられたパティが、アメリカから突然『ブラマソーレ』に転がり込んで来る。

家の修復工事が終わり、家族同然に過ごして来たポーランド人職人たちが去る。寂しさを感じたフランシスは、無事に女の子を出産したパティが赤ん坊をあやす姿を見ると、すれ違いばかりだったマルチェロに意を決して会いに行く。

ところが、既に彼には別の恋人がいた。打ちひしがれるフランシスだったが、ポーランド人職人の1人で最も若いパヴェルと近所の娘キアラの愛し合う姿を見て、2人の結婚をキアラの両親に認めさせるために「パヴェルは私の家族」だと宣言する。これによりパヴェルとキアラの結婚が認められ、パーティがフランシスの家で賑やかに催される。パティ母子をはじめ、パヴェルやキアラなど、フランシスにとっての「新しい家族」に囲まれ、フランシスは幸せを感じる。そんな彼女の前にハンサムな作家の青年エドが現れる。かつて自分の作品をフランシスに酷評されたが、そのおかげで成長できたことを感謝するエドとフランシスは惹かれ合う。こうして、フランシスは「家族」やエドと充実した幸せな生活を送ることになる。

ひとりの米国女性が人生の再出発に選んだ地、トスカーナで、習慣の違い、国民性の違いにとまどい、恋に傷つきながらも、トスカーナのゆったりと流れる時間と人々の温かな眼差しの中で、新たな第一歩を踏み出すまでの物語。美しい大自然と陽気でのんびりしたイタリア人気質を前面に押し出し、その地と人々が、とまどいを隠せなかったヒロインの心を少しずつ解きほぐし、ふんわりと包んでいく、やさしさに満ちあふれた作品です。ダイアン・レインは、人生に疲れた都会の女性が、柔らかな笑顔を見せる女性になっていくプロセスを情感豊かに演じています。個人的にダイアン・レインは年を重ねてもなお美しい女優さんの代表格だと思います。旅行に行きたくても行けない今、見ているだけで旅した気分になれる作品です。「いやぁ、映画って本当にいいもんですね。」


2021.04.25 : 私の好きな映画㉔

院長の髙木です。東京、大阪、兵庫、京都の4都道府県を対象にした3回目の緊急事態宣言が本日から来月11日まで出されました。今月24日の新規感染者数は、東京で2回目の宣言解除以降、最多となったほか、大阪では5日連続の1000人超え、兵庫と京都では過去最多となったそうですね。不要不急の外出や感染拡大地域との往来をできるだけ控えるとともに、在宅勤務の活用や大型連休中の休暇取得を促し、出勤者の7割削減を目指すそうですが・・・個人的には2週間余りという期間は効果を評価するにはあまりにも短いと思っています。まだまだステイホームは続きますので、引き続き、自宅で楽しめる娯楽の一つである映画のご紹介をしていきたいと思います。

今回ご紹介する作品は2010年に公開された文通を交わす若い兵士と大学生を描いたアメリカ合衆国の恋愛映画「親愛なるきみへ」(原題: Dear John)。「きみに読む物語」で知られるニコラス・スパークス原作のベストセラー(邦題「きみを想う夜空に」)を、名匠ラッセ・ハルストレムが映画化したラブストーリー。主演はチャニング・テイタムとアマンダ・サイフリッド。
銃撃された時に思い出したのは8歳の時に造幣局でコインが造られる場面だったという。
休暇でドイツからサウスカロライナに帰省中の米特殊部隊のジョン(チャニング・テイタム)は帰省中の南部の裕福な家庭に育った女子大生のサヴァナ(アマンダ・サイフリッド)と海辺で出会い、恋に落ちた。

ジョンは「月の大きさは片目をつぶればどこにいても親指の大きさで同じだ」という。サヴァナを傷つけたら許さないというティムの息子は自閉症で、ジョンの父も自閉症だが、男手一つで育ててきた。1年で帰国したら除隊すると約束する。ジョンは対人関係が苦手だが、南部の裕福な家庭で愛情たっぷりに育った陽気なサヴァナは自閉症の子供たちの施設を作るという。ジョンの父を見たからというので喧嘩して他人を殴ってしまう。

めくるめく2週間を過ごし、深い愛情の芽生えを感じ始めた頃、無情にも休暇は終わり、ジョンは戦地へ、サヴァナは大学へと戻らなければならなかった。
2人は手紙を交換し始めるが、ジョンは軍の機密で任地や任務を告げることもネットもできない。ジョンの父が大切にしている混刻のエラーコイン(Mint-made errors)は4000ドルもするが、手放すなとコイン商にいわれてコレクションを始めたものでそのおかげで貧しくなった逸話のあるものだった。

9・11同時多発テロ事件が起き、 チャールストンに18時間だけ会いにいき、両親と会わせる予定が父のせいでキャンセルになる。ジョンは任務を延長せざるを得なくなる。サヴァナから別れの手紙が届き、手紙を全部燃やす。被弾するが、ショックから激戦地を希望。父の脳卒中で帰されたジョンは貧窮にあるサヴァナと再会。「私だって戦地のあなたと同じ苦しい思いをした」といわれ、別れる。
5年後、戦場のジョンにサヴァナから手紙が届く。ティムのガン治療のために匿名の寄付があり、最後の2カ月を過ごせたといい、「どんなに時が過ぎても変わらない真実が1つある、すぐに会おうね」。

手紙を送り合うのが素敵で、雰囲気が良いので、恋愛映画が好きな方にはオススメです。「いやぁ、映画って本当にいいもんですね。」


2021.04.12 : 私の好きな映画㉓

院長の髙木です。

今回ご紹介する映画はちょっと「怖っ!!」な1991年公開のジュリア・ロバーツ主演の「愛がこわれるとき」。「プリティ・ウーマン」の1年後ですが、それとは違い暴力的な夫から逃れ、名前さえ変えて、隠れ棲む女性の直面する恐怖を描いたナンシー・プライスの小説「逃げる女」を原作としたサスペンス・スリラーです。
監督は「W」のジョセフ・ルーベン、脚本は「レインマン」のロナルド・バス。出演はジュリア・ロバーツ、パトリック・バーギンほか。
海岸を見下ろす瀟洒な別荘。そこで休暇を過ごすボストンで投資顧問を営むマーティン(パトリック・バーギン)とローラ(ジュリア・ロバーツ)は、見かけは申し分ない若い夫婦だった。

しかし、異常に神経質で猜疑心の強いマーティンは、ひとたび激情に駆られるとローラに暴力を振るうこともしばしばで、表向き落ち着きのある優しい声と紳士的な態度で人と接しているが、実際はローラを暴力で支配している。極度の潔癖症で服や部屋が汚れるのはもちろん、洗面所のタオルやキッチンの調味料の位置が少しズレるだけでも嫌がる。そんな生活に3年以上も耐えてきたローラは、たまたま海岸に来ていた神経科医に誘われ、夫と一緒にクルージングに出て暴風雨に遇った夜、海に飛び込んで姿を消す。

妻が水を恐れ、泳げないことを知っていたマーティンは彼女が溺死したと思って、さすがに茫然自失となるが、実はローラは生きていた。密かにYWCAに通って水泳を習っていた彼女は浜辺に辿り着くと、あらかじめ用意していた荷物を手に夜陰に乗じて夫のもとから脱出を果たしたのである。そしてバスで母のいる老人ホームの近くのアイオワの小さな町に向かうと、1軒家を借り、名前をサラ・ウォーターズと変え、過去を隠して第2の人生を送り始めた。そんな彼女にも隣家に住む大学の演劇教授のベン(ケヴィン・アンダーソン)との間に淡い交際が生まれるが、いつも肝心な時には心を見せないサラに、ベンは何か癒し切れない深い心の傷を感じ取っていた。

一方、ローラを失った悲しみに暮れるマーティンはある日、ふとしたきっかけから彼女が実は水泳を習っていたことを知って疑惑を持ち、ローラから死んだと聞かされていた彼女の母がミネアポリスの老人ホームに移されて生きていることを突き止め、自分を偽って行方をくらましたローラの居所を執拗に追い始める。マーティンに見つかることを恐れるサラ(ローラ)は変装して母親に会いに行くが、マーティンもまた警察と偽って母親に接近してついにローラの居場所を知る。遊園地で、追いかけてきた夫が入場券を買うときに、妻が捨てていった指輪を小指に嵌めている場面はゾッとします(^_^;)

そうとは知らぬローラを今や復讐鬼に変じたマーティンの手が襲い、そこへ駆けつけたベンとの間で猛烈な格闘になるが、追い詰められたローラはマーティンの手から必死で銃を奪うと、もはや愛していないかつての夫に向けて引き金を引くのだった。
とにかく始終ハラハラ冷や冷やする映画です。劇中の音楽も良く、ローラの悲しみや恐怖の場面を効果的に盛り上げており、1992年のBMI賞の音楽部門を受賞しています。ジュリアの恐怖におびえる表情、怖いけどDVを受けないために笑う表情・・・迫真の演技が素晴らしい作品です。「いやぁ、映画って本当にいいもんですね。」



ページTOPへ